SSブログ

来年の干支は「庚子」 [社寺]

タイトルにある「庚子(かのえね)」は、干支を十干十二支で表現するとこうなる。
60年で循環しているのです。
だから一循環したら「還暦(かんれき)」といい赤いチャンチャンコや赤い変な帽子を被ったりします。

DSC05729.JPG

あの赤って何やねん?
「還暦」って長寿のお祝いだったようです。
いま、60歳で長寿なんていいませんね。
戦前(大東亜戦争)は、平均寿命が50歳にもならなかったらしいのです。
だから60歳なら立派な長寿らしい。
医学の進歩の影響なんでしょうね。
私の父親は、96歳。昔なら化け物やね。

DSC05727.jpg
↑哲学の道、昔は哲学することができたらしい。いまは哲学するのは無理だろうな。

そういえば父親は「還暦」なんかやったんだろうか?
憶えてない。
私の時は、やった憶えがない。
赤いチャンチャンコなんて絶対身に付けません。

DSC05781.JPG
↑哲学の道にあるのが「大豊神社」

そういえば厄年というのがある。
男性の厄年は数え年で25歳と42歳は特に大厄!
そして、忘れがちなのが、61歳!
きっと身心の体質が変化するような年齢なんでしょう。
私の場合、ちょっと前に3回ぐらい臨死体験しました。
なんとか乗り越えて生きています。

DSC05733.JPG
↑植物がボウボウの状態がちょっと気になる。

還暦の赤は、赤ちゃんに戻るというのと、長寿を邪魔する存在から身を守るというような意味らしい。やっぱり赤い褌ぐらいしておいたらよかったのかな?
でも救急車で運ばれて赤い褌をしていたら・・・笑われるかもね。

DSC05764.JPG
↑しばらく見ないうちに薄汚くなっています。来年に向けて大掃除ないないといけませんね。

27日の記事で「異常干支」というのが出て来ましたね。
十干十二支の60の組み合わせの内、昨年の戊戌、今年の己亥、例年の庚子がそうなんです。
でも何が異常なんでしょう。
60年の間には、そんな3年があってもいいのかも。いままで、当たり前だったことが通用しない世の中が始まる。敗者復活もありえるのかも。いままでビリだったのが競技のルールが変更されトップになるとか。
だから、いままで同じことをしていた人がだめになる。いま、エリートと言われる人は、頭がいいとなっている。左脳的に記憶・整理し、必要な時に再生させることができる人ですね。でもそれは、AI(えーあい)で置き換えられますよね。書類の管理だってブロックチェーンで確実に管理できるようになる。
これからは、いままでのやり方ではうまくいかなくなる。

DSC05751.jpg
↑末社の大国社、ネズミが祀ってあるのではないですよ。大国主命(おおくにぬしのみこと)がお祀りしてあります。八十神(やそがみ)の憎しみを受けて根の堅州国に逃れた大国主命(おおくにぬしのみこと)は最初、須佐之男命(すさのおのみこと)の娘、スセリビメと出会う。結婚しようと大国主命が須佐之男命の所に行くといろいろなイジメに遭う。
野原に鏑矢を射て、大国主命さんにとってこいと命令。野原に行ったら回りから火をつけ焼き殺されそうになった。その時、助けてくれたのがネズミさんです。その時の縁でここにいます。

時代が大きく変化する。
来年はオリンピックですね。あれ自体、もう古いのかも。いま年寄りが考えることは何も新しいことを考えていないのかも。若い世代、もっといままでのやり方と違うことをやってもいいのかも。古い価値観では、生き残れないのかも。

DSC05754.jpg

それから「異常」というのは、本当なんだろうか?
いままで何気なくやって来たことが「異常」だったのかも。
ひょっとして、我々人間の殆どが逆立ちをして生きているのかも。そのことにある日突然「逆立ちをして生きるのは辛い」と気付くのかも。
ひょっとしてこれから「正常」になっていく時代が来るのかも。

DSC05757.jpg

天候だっていままでが異常に静かな時代だったのかも。
これから自然がダイナミックに動く時代なのかも。
環境問題だって人間がいるから温暖化になったというのも怪しい。
どこかでそれをネタにビジネスをしようとしているだけなのかも。
どうも世の中、怪しいことが多いです。
個々人が澄んだ目と心でしっかり観ていかないとだまな時代になるのかも。

DSC05767.JPG

「異常干支」って、大きなきっかけになるのかも。
だとしたら面白いことになると思います。
行列なんかしていないで、自分のオリジナルを探しましょう!

なんかとりとめのないことを書いてしまったかも。
手が勝手に書いて行くのです。
写真は、見たらわかりますよね。哲学の道にある「大豊神社」です。ここは、来年の干支の子(ねずみ)の狛ネズミがあるので、ちょっとだけ有名なんです。
初詣は、行列ができるのかも。単純な人が多いですね。これからは行列なんかすると気枯れるのに・・・。

和菓子

和菓子

  • 作者: 中村肇
  • 出版社/メーカー: 河出書房新社
  • 発売日: 2018/01/22
  • メディア: 単行本


↑京男の和菓子本が新装版になりました。初版を出版した2013年1月26日時の記事新装版が出版した2018年1月19日の記事をご覧ください。
(色のかわっている部分をクリックすると表示されます)

過去の記事をご覧になりたい方はこちらからどうぞ↓
※「京男雑記帳1」へは、この文字列をクリックすると移動します

Twitter→@kyo_otoko
タグ:京都 社寺
nice!(4)  コメント(4) 
共通テーマ:地域

落ち葉 [社寺・和菓子]

DSC05687.JPG

本日の写真は、昨日の禅林寺(永観堂)の続き。
京都市内の紅葉って自然のものはないですね。
すべて自然でなく人意。
よく考えたら山だって川だって自然のものは何も無い。
すべて人間の作ったものですね。

DSC05683.jpg

本日の写真もすべて人間が作ったもの。
落ち葉だって庭師さんがうまく落ち葉を配置しているのかも。
だから綺麗に感じるのかも。

DSC05704.JPG

山でも人間が植林したものですね。
だから杉やヒノキの花粉が問題になる。
国産の杉やヒノキを建築資材で使わなくなったから、山が荒れ放題になっている。
あれってチャンと間伐してあげないといけないのです。
だから山に食べるものがなくなり、猿や鹿、熊や猪が人間の住むところにでてくる。
彼らの天敵は人間なんですが、その人間の駆除しなくなっている。
駆除する人も高齢化が進んでしまっている。しかも殺すのは可哀想という人もいるしね。

DSC05695.jpg

こういうお庭を見ているときれいだけど、なにか魂というか気のようなものが薄いように感じる。なんでだろう?あまりにも人工的だからかな?
だからといって自然がいいとは思わない。
天意と人意のバランスみたいなものが必要なのかも。

DSC05710.jpg

こういう庭もあまり人意すぎると興醒めになりますね。
ライトアップでプロジェクションマッピングをやり過ぎると建物に失礼な感じがするのは私だけかな?
どうも好きになれないのです。
不自然で。
出来れば夜は、社寺に行くべきでないと思います。
変なモノが憑くつかれるリスクがあると思いますね。

DSC05713.JPG

みんな小さい時におばあちゃんに「神社やお寺は夜行ったらあかん!」と言われなかったのかな?
夜に行ってもいいのは、大晦日のおけら参りぐらいですよ。
でもあれ、火縄に火をつけて回しながら家に帰って、その火を元旦のお雑煮を作る時に使う・・・ガスレンジやIHクッキングヒーターにどうやって火をつけるのか?

DSC05724.JPG

八坂神社で白朮火(おけらび)を吉兆縄に移して持ち帰るのですが、電車やタクシー、バスにどうやって乗るんだろう?
私は、行ったことがないのでわかりません。
夜に出歩くのは不良やと思われるしね。

P1380058.JPG
↑二條若狭屋「もみじ狩り」

P1380140.JPG
↑羊羹製、栗あん

和菓子

和菓子

  • 作者: 中村肇
  • 出版社/メーカー: 河出書房新社
  • 発売日: 2018/01/22
  • メディア: 単行本


↑京男の和菓子本が新装版になりました。初版を出版した2013年1月26日時の記事新装版が出版した2018年1月19日の記事をご覧ください。
(色のかわっている部分をクリックすると表示されます)

過去の記事をご覧になりたい方はこちらからどうぞ↓
※「京男雑記帳1」へは、この文字列をクリックすると移動します

Twitter→@kyo_otoko
nice!(4)  コメント(2) 
共通テーマ:地域

禅林寺の紅葉 [社寺]

DSC05628.JPG

京都市内の紅葉は今がピークかな?
有名所はどこも人が観光客でいっぱいかもしれませんね。
一昨日「京都の東福寺に行きたいのです」大阪で質問をうけました。
思わず・・・でした。

DSC05636.JPG
↑右上の建物が高校の校舎。二階の教室に二年生の時、居たのです。もちろん南禅寺も山科の運動場に行くとき、バスで通った。でも紅葉にそれほど反応しなかったですね。紅葉より高校の近所のうどん屋のラーメンの方に興味あったと思う。若いというのはそういうことかも。自分が散るような歳になると紅葉に共感するのかな?

DSC05642.JPG

あの時、知らなかったけど、昨日と本日は、天皇さんが来られているようです。
車で観光は止めた方がいいですよ。
東福寺なんかも観光客でいっぱいでしょうね。
臥雲橋で「立ち止まって撮影しないでください」とガードマンがでているだろう。
拝観のためのチケットも凄い行列でしょう。

DSC05644.JPG

私は本日、父親を外食に連れていかないといけない。
ちょっと気が重いです。

DSC05647.JPG

さて本日は永観堂の紅葉。
先週行った時、やっぱり人が多かった。
人が入らないように撮影すると本日の写真のようになります。

DSC05672.JPG

高校の時は、観ていたと思うけど、あの頃の永観堂ってそんなにパッとしなかったかも。南禅寺も真如堂も。
永観堂は、整備されたのでしょうね。
一年の稼ぎを紅葉でしているのでしょう。売上が凄いだろうな。消費税をかけたらいいのに・・・。そんなことを言ったらまたもめるのでしょうね。
でも宗教と全然関係ない見世物ですよね。紅葉って。

DSC05676.jpg

この日、靴を脱ぐのがじゃまくさいので、あがらなかったのです。
なんか人がいっぱいなので、早々に撤収しました。
おそらく、20分もいなかったかも。

DSC05681.jpg

DSC05682.JPG

紅葉はまあまあだけど、それほど綺麗でもなかったように思います。
写真的には綺麗に見えるでしょ。
赤色を強調する紅葉モードで撮っていますからね。
映り込んだ人もPhotoshopで消したりしています。
困るのは着物のようなモノです。あのトンチンカンな色彩は邪魔ですね。
季節にあった着物を選ぶようにしたらいいのに。
しかも、メンテナンスし易いナイロン系だし・・・・。
観ていて辛いですよ。

和菓子

和菓子

  • 作者: 中村肇
  • 出版社/メーカー: 河出書房新社
  • 発売日: 2018/01/22
  • メディア: 単行本


↑京男の和菓子本が新装版になりました。初版を出版した2013年1月26日時の記事新装版が出版した2018年1月19日の記事をご覧ください。
(色のかわっている部分をクリックすると表示されます)

過去の記事をご覧になりたい方はこちらからどうぞ↓
※「京男雑記帳1」へは、この文字列をクリックすると移動します

Twitter→@kyo_otoko
タグ:社寺 京都
nice!(3)  コメント(2) 
共通テーマ:地域

今年は亥年でしたね [社寺・和菓子]

DSC05613.JPG

そういえば今年の干支は「己亥(つちのと・い)」つまり、猪でしたね。
その前の「己(つちのと)」は、十干の表示。
どういうことかというと干支は、十干+十二支の組み合わせで表現する。

DSC05614.jpg

十干とは太陽の運行を基準にして日の出から日の入りまでを10等分し、そこに生命の生から死までを投影して表現したものであり、十二支とは月の満ち欠けを基準にして同じ様に生命の循環を投影したものである。
十干の10は「甲・乙・丙・丁・戊・己・庚・辛・壬・癸」
十二支の12は「子・丑・寅・卯・辰・巳・午・未・申・酉・戌・亥」
十干と十二支の組み合わせで60通りの組み合わせができる。
つまり60年で一周するとなる。
「還暦」というのは60年たったんだとなる。
還暦といったらジジイやババアと思っていた。でもなってみるとそんな自覚はない。
昔といまでは、随分雰囲気が違うんだ。
みなさん、ボーッと生きていて気付いたら還暦になっているなんてことになっていますよ。100歳だってすごい長寿なんだと思うじゃないですか、いまは結構身の回りに居たりする。医学の力ですね。
でも精神の成長が伴っていないから、それほど尊敬されない人も多いかな。

DSC05615.jpg

十干十二支の60種の組み合わせで「異常干支」というのがある。
その名前の通り、この干支が巡る時は「普通」ではない、「特殊」なエネルギーが流れるらしい。
いつかというと
2018年戊戌
2019年己亥
2020年庚子
この3年です。

DSC05618.jpg

社会でも個人でもいままでないことが起こる可能性があるのだそうです。
「今までの常識が通用しなくなる」
「想像を超えた急激な変化が起こる」
「直線的ではなく、飛躍的に変化する」
「試練のような辛い経験が開運につながる」
今年もあと一ヶ月と少しです。昨年もだけど、結構いろいろあったと思います。
まだ来年も続くようです。

DSC05620.jpg

でも大きなチャンスでもあるのかも。
この猪さんを眺めながらそう思いました。
そのために「大聖摩利支尊天」の力は必要なのかも。
摩利支天(まりしてん)は、仏教の守護神である天部の一柱です。太陽や月の光線を意味していて、摩利支天は陽炎を神格化したもの。

P1750589.JPG
↑京都鶴屋鶴壽庵「亥の子餅」

P1750643.JPG
↑黒こしあん

「ここは、どこ?」と聞かれそうですね。
南禅寺の塔頭「聴松院(ちょうしょういん)」です。
ここは、紅葉もないから静かですよ。

和菓子

和菓子

  • 作者: 中村肇
  • 出版社/メーカー: 河出書房新社
  • 発売日: 2018/01/22
  • メディア: 単行本


↑京男の和菓子本が新装版になりました。初版を出版した2013年1月26日時の記事新装版が出版した2018年1月19日の記事をご覧ください。
(色のかわっている部分をクリックすると表示されます)

過去の記事をご覧になりたい方はこちらからどうぞ↓
※「京男雑記帳1」へは、この文字列をクリックすると移動します

Twitter→@kyo_otoko
nice!(3)  コメント(4) 
共通テーマ:地域

ここはどこ? [風景]

DSC05587.JPG

本日の写真を観てそう言われそう。
そうなんです。
人をさけて紅葉風景を撮るとこんなになります。

DSC05589.JPG

紅葉スポットに行くと紅葉景色を楽しもうとする人でいっぱい。
あまりの人の多さにびっくりしてしまいます。
でも・・・先週末、大阪の梅田に行ったのですが、その人の多さかにショックをうけました。紅葉とか社寺もなにもないのにね。
2〜3倍人が多いのです。
新しい商業施設ができたらしい。大阪独特の食べものの匂いと人の埃っぽい匂いに閉口しました。マスクをしたらよかった。鼻がむずがゆくなるのです。
あれから比べたら京都市内の雑踏は・・・と贅沢言っていてはいけませんね。

DSC05592.JPG

写真の場所は、南禅寺境内です。
もちろん、拝観料が必要なところには入っていません。
よく考えたら、南禅寺で拝観料が必要な場所に入ったことがない!
小学校の時の遊び場所だったり、高校の近くだったりとあまりにも身近だったからかも。今更・・・という感じもあるのかな。

DSC05595.JPG

高校の時なんか、毎日観ていたのに、紅葉はなにも感じていなかったかも。
観光客もさほど多くなかったのもある。
哲学の道は、銀閣寺門前に友人の家があったから、よく歩いた。
あの頃の哲学の道は、観光客は少なかったな。
桜が綺麗だったのを憶えている。
京都の街全体も昔は、静かだったかも。

DSC05602.JPG

「そうだ 京都、行こう。」というJR東海が1993年ぐらいにキャンペーンをやり出した時ぐらいから京都に観光客が多くなったのかも。
しょうど平安遷都1200年記念事業に合わせる形で開始されたのだそうです。
26年前ですよ!
あの頃の紅葉はまだ綺麗だったかも。

DSC05598.JPG

最近、紅葉や桜があまり綺麗でないかも。
写真、綺麗に見えるでしょ。
赤の色を強調する「紅葉モード」を使ってますからね。
肉屋の赤い色の照明と一緒やね。ライトアップだって同じ効果。
それと京都の場合、大道具・小道具、「古都」「京都」というイメージで誤魔化しております。
そういうメッキがちょっと剥がれてきたのが今日この頃。
外国人観光客があまりにも多くなり、日本人が京都観光を避けるようになって来ているそうです。昔の京都のつもりで京都に来たら、道は混んでいて、人が多く、外国語の看板やアナウンスが多く、一瞬どこの国なのかわからなくなる。
食べモノも関東からの進出のお店が多く、人はそれに行列している。
昔の京都の大人の雰囲気を味わいたい人にとってショックだろうな。

DSC05608.JPG

外国人観光客にとっては、安全だし、やりたい放題しても文句を言われないからいいだろうな。最近、自転車でまわる外国人が多い。これは危ない。京都市は自転車で走る用の道が極めて少ないのです。自転車で走ってはいけない四条河原町でも外人なら文句をいわない。これは問題。
食べながら、飲みながら歩いている。ゴミ箱が少ないから道端に飲みさしの飲物を置いて行く。
なんとかしないと京都は荒廃して行くと思う。
市バスに乗ると「世界一美しい街、京都」と空しくアナウンスされているのも悲しい。そろそろ民泊も潰れ始めているらしい。いいのかなぁ・・・。

DSC05612.JPG

これだけ観光客が増えているけど、京都市に入る税収は少ない。だから京都市民に負担がかかる。これでは、街を整備する予算もでないだろう。
これからどうするんだろう?
真剣に考えた方がいいでしょうね。

なんか、わけのわからないことを書いてしまった。
すんまへんなぁ・・・。

和菓子

和菓子

  • 作者: 中村肇
  • 出版社/メーカー: 河出書房新社
  • 発売日: 2018/01/22
  • メディア: 単行本


↑京男の和菓子本が新装版になりました。初版を出版した2013年1月26日時の記事新装版が出版した2018年1月19日の記事をご覧ください。
(色のかわっている部分をクリックすると表示されます)

過去の記事をご覧になりたい方はこちらからどうぞ↓
※「京男雑記帳1」へは、この文字列をクリックすると移動します

Twitter→@kyo_otoko
タグ:京都 風景
nice!(3)  コメント(2) 
共通テーマ:地域

昭和やねぇ〜 [食]

DSC05569.JPG

ここは、三条京阪のところにある「篠田屋」。
恐らくこの界隈の食べもの屋さんで昭和っぽい風景の生き残りかも。
昔は、このお店と同じようなお店が同じ並びにもう一軒あったと思う。

DSC05549.jpg

最近、テレビやネットで紹介されたのでしょう。
お客がたくさん来ている。
もっとも昭和の人たちが多いですけど。

DSC05546.JPG
↑灰皿が懐かしい。これがあるということは喫煙化なんだ。だからオバハンやオネエチャンがすくないのか。なら喫煙化のままでいいと思う。オバハンやオネエサン避けには喫煙化が一番!

混んでいたので相席でした。
前に座ったオッサンがこの「皿盛」と「中華そば」を食べたのにビックリした。
もっとも太ったおっさんだったけど。
向こうのテーブルのおっさんも同じように二種注文していた。
こんなところのものを二種はチャレンジャーかも。

DSC05556.JPG
↑「皿盛」

DSC05564.JPG

私は、久しぶりに「皿盛」を注文した。
これは、何かというとカレーうどんの汁を御飯にかけたもの。
普通なら丼になるのですが、カレーライスのように皿で供する。
福新漬が洋食っぽい。
私は、七味とウスターソースをかけて食べる。
正直いうと美味しくない。もう少しカレー粉がほしいな。
カツも衣の方が肉よりうすいしね。
普通のカツカレーにしたらよかった。
ここの普通のカレーライスって、昔、家庭で作っていたようなカレーなんです。

DSC05570.jpg
↑これは、三条京阪の地下で見かけた広告。「鹿」→「しか」→「歯科」なんだ。鹿やのに齧歯類の歯がお茶目。

DSC05572.JPG
↑これは、地下鉄東西線の駅ホーム。見ている時、後ろから会話が聞こえてきた。「次の駅は京都三条大橋歯科診療所前なんだ。新しい駅かなぁ・・・」と。
確かに駅の表示と同じような表示や。これは紛らわしい。ええのかなぁ・・・。

和菓子

和菓子

  • 作者: 中村肇
  • 出版社/メーカー: 河出書房新社
  • 発売日: 2018/01/22
  • メディア: 単行本


↑京男の和菓子本が新装版になりました。初版を出版した2013年1月26日時の記事新装版が出版した2018年1月19日の記事をご覧ください。
(色のかわっている部分をクリックすると表示されます)

過去の記事をご覧になりたい方はこちらからどうぞ↓
※「京男雑記帳1」へは、この文字列をクリックすると移動します

Twitter→@kyo_otoko
タグ:京都
nice!(3)  コメント(2) 
共通テーマ:地域

錦林 [社寺]

DSC05793.jpg

いま、紅葉の見頃を迎えています。
京都市内の有名な箇所は、観光客でいっぱいだと思います。
昨日は午前中は京都市内で用事を済ませ、ランチを食べ、一度家に帰ってから改めて大阪行きだった。
どこも凄い人でした。
人の多さかで疲れてしまいます。

DSC05809.jpg

DSC05816.jpg

本日の写真は、真如堂の紅葉。
吉田山の東側にあるお寺。
この日は、いつものように錦林車庫方面から登って行きました。
ここは、大型の観光バスが入ってこれない場所なので、比較的観光客は少ないです。
紅葉はこの程度・・・でも十分。

DSC05817.JPG

DSC05821.jpg

ここは、幼稚園ぐらいから遊び場所でした。
聖護院御殿荘の建つ聖護院地区は、明治までうっそうとした森が広がっていたそうで、その森の紅葉は錦の織物の様に美しいと言われ、錦の林『錦林(きんりん)』と呼ばれたそうです。

DSC05828.JPG

DSC05833.JPG

DSC05844.JPG

だから市バスの車庫も錦林車庫という名前。
また、私の通った小学校の名前も錦林小学校なんです。
この小学校、145年の長い歴史があります。
朝永 振一郎(ともなが しんいちろう)が卒業した小学校なんです。
1965年にノーベル物理学賞受賞した人です。まあ、小学校の影響ではないと思うけど・・・。

DSC05848.JPG

DSC05851.jpg

聖護院御殿荘の東側に昔、紅葉が綺麗な林があったなんて素晴しい。
平安神宮が1895年(明治28年)に博覧会のために作られたから、そのあたりから紅葉の林が無くなってきたのでしょうね。
その頃の景色を観てみたいな。
昔々の糺の森も興味があります。
昔の京都は素晴しい街だったのかも。
それに比べていまの京都の街は、いいんだろうか?

和菓子

和菓子

  • 作者: 中村肇
  • 出版社/メーカー: 河出書房新社
  • 発売日: 2018/01/22
  • メディア: 単行本


↑京男の和菓子本が新装版になりました。初版を出版した2013年1月26日時の記事新装版が出版した2018年1月19日の記事をご覧ください。
(色のかわっている部分をクリックすると表示されます)

過去の記事をご覧になりたい方はこちらからどうぞ↓
※「京男雑記帳1」へは、この文字列をクリックすると移動します

Twitter→@kyo_otoko
タグ:社寺 風景 京都
nice!(1)  コメント(2) 
共通テーマ:地域

すき焼き好き? [食]

DSC05880.JPG
↑「かのこ」90年ぐらいの歴史があるそうです。30年前に行ったことがあるな。

先日、父親の誕生日だった。
「誕生日記念で、何か食べたいものがある?」と聞くと「すき焼き」がいいそうです。

DSC05881.JPG
↑白いのが「ざらめ(糖)」最初見た時はびっくりしたものです。

憧れの食べものらしいのです。
確かに、糖尿病患者にとってそうだろうな。
京都ですき焼きというと「三嶋亭」や「モリタ屋」ぐらいしか知らない。
モリタ屋は、いつか父親と行ったな。
電話をすると普通の日なのに満員で予約もとれない。
急にいわれても、いま京都市内は観光シーズンの真っ最中。
外人は、日本食といえば「天ぷら」「すき焼き」「寿司」となる。

DSC05936.JPG
↑紅葉のような手の上に乗っているのが「ざらめ(糖)」。

すき焼きって、我が家では食べないのです。
日本的にいい牛肉とされているA5云々という肉を私は好まない。
脂肪分が多いのはちょっとねぇ・・・。
「A5※といったらちょっと小さいサイズなんだ」と思ったものです。
A5・・・148×210mm、紙のサイズ。

DSC05883.jpg
↑ざらめ+肉、その上に醤油。

私は、オージー・ビーフで十分満足です。
アメリカ産はちょっといややけど・・・。
食べるのは、ステーキがいい。
塩と胡椒で、できれば炭火で焼いて・・・。
その方がたくさん肉が食べられる。
昔は、ローストビーフも自分でよくつくって食べた。
ホースラディッシュでね。
最近、日本で流行っているローストビーフは嫌です。

DSC05897.JPG
↑もう少しの辛抱

すき焼きの話に戻します。
京都ですき焼きって昔は、鶏肉だった。
丹波の松茸山に行き、食べるのが鶏のすき焼き。
もとろん松茸もたっぷり入っていた。
松茸なんか、アホほど生えていましたよ。
それを取りに行くのです。

DSC05897.JPG
↑出来上がり

すき焼きの作り方は、本日の写真が標準だったと思います。
割り下は、使わない。
砂糖と醤油だけだった。
この店「かのこ」は、昔から砂糖でなく「ざらめ(糖)」を使うのが特徴です。
だからこのお店を選択したと思う。
30年ぐらい前にここのすき焼きを食べた時、このざらめ(糖)はショックをうけました。
最初、鍋にだらめ(糖)を撒き、その上に肉を乗せるのです。そして醤油をかける。
おそらく醤油になんらかの出汁的なものも入っているのだと思います。

DSC05898.JPG
↑全卵で食べます

家庭で作る場合、普通の砂糖を使うのが京風。醤油をかけ、肉が焼けたら生卵で食べる。小さい時は、その甘味がいやだった。それから白ネギやタマネギの甘味も嫌だったなぁ・・・。

DSC05911.JPG
↑その後、肉以外の具を投入。すべて仲居さんがしてくれます。甘さとかも調節してくれます。甘〜くするのも可能。

父親にとって、こういうちゃんとした?すき焼きが憧れだった。
母親が作る場合、砂糖を使わず、人工甘味料で作っていた。
結婚したての時、お正月ですき焼きとなり、味付けをしろと言われ、人工甘味料にびっくりした。人工甘味料で作るって難しいですよ。カラメル状態にもならないし・・・美味しくないのです。
京女もビックリしていた。

DSC05932.JPG
↑具を入れて炊く状態を2回ぐらいします。御飯とお漬物も適宜持ってきてもらう。すべて仲居さんがやってくれます。客は食べるだけです。口をあーんと開けても口の中にいれてはくれません。別料金かな?

父親の子供の時は、肉なんてあまり入ってなかったそうです。兄弟姉妹が12人もいたらそうなりますね。
思う存分、すき焼きを味わう、それも本物の砂糖で・・・なんて夢や。
このために予約で苦労しました。
すき焼きの老舗って建物が古いのです。
だからイス席や掘り炬燵形式でない。玄関で靴を脱いで上がらないといけない。
しかも手摺りがない。これって問題かも。
でも・・・三嶋亭でも百貨店の出店で、食べてもなんか美味しくない。その割りにお値段が高い!
いつも、父親と外食をする時、すき焼きということも考えた。吉野家とか松屋とか・・・でもきっと父親は嫌がるだろうな。
京都の老舗の建物って増改築がし難いのです。
雰囲気も味ですからね。

DSC05939.JPG
↑デザートでお終い。結構われわれの場合、満福状態になりました。

でも今回のようなすき焼きなら満足してくれたと思います。
目出度し目出度し。
次は、お正月の会食だ。

和菓子

和菓子

  • 作者: 中村肇
  • 出版社/メーカー: 河出書房新社
  • 発売日: 2018/01/22
  • メディア: 単行本


↑京男の和菓子本が新装版になりました。初版を出版した2013年1月26日時の記事新装版が出版した2018年1月19日の記事をご覧ください。
(色のかわっている部分をクリックすると表示されます)

過去の記事をご覧になりたい方はこちらからどうぞ↓
※「京男雑記帳1」へは、この文字列をクリックすると移動します

Twitter→@kyo_otoko
タグ: 京都
nice!(4)  コメント(2) 
共通テーマ:地域

秋というより初冬 [風景・和菓子]

DSC05430.jpg

なぜか今年は、紅葉名所に足が向かない。
近所の黄葉や紅葉で十分満足しているのです。
名所といわれる場所に行くと綺麗なのはよくわかりますが、観光客が多すぎる。

DSC05436.JPG

撮影をするのも大変なんです。
綺麗に撮れる場所ってあるじゃないですか。その場合、その場所で行列が出来るのです。待っていてアホらしくなる。
そこまでして撮影したなくない。
同じような絵しか撮れないしね。

DSC05437.JPG

こうやって近所の景色なら観光客も多くないし、撮影の邪魔もされない。
時間が短くて済むのもいい。
嫌になったら家にすぐに帰れるしね。

DSC05439.JPG

桜でも同じ、家のダイニングから桜を観ながら食事ができるのに、なんでわざわざ人の多いところに行かないといけないのかな?
最近、そう考えてきましたね。
十数年前と現在とでは、京都市内も変わってしまいました。
なんか京都市内がチャラチャラしているように感じる。
しかも、着物のようなものを来ている人も多い。あれも京都の景観を乱しているものに思う。

DSC05444.JPG

いま、東山地区の祇園新橋あたりで開店した焼き鳥屋の問題がある。
焼き鳥屋から出る煙や匂いが「景観」を台無しにしていると地元の人間ともめているらしい。確かにあの辺を歩いていて、焼き鳥を焼く匂いは、嫌かも。鰻ならどうだろう?匂いというか香りもイライラする要素になるのかも。
新京極の安物の香の匂いもいやですね。安物の下品なお香はいけません。

P1670661.JPG
↑嘯月「秋の山」

着物のようなモノを着て京都の街中を歩くのも「景観」を乱すことになるかも。地元の人間としては、着物モドキは、だめだと思う。この季節になっても化学繊維で、ガラも季節感がバラバラ、草履がつらいのかスニーカー、眩しいのかサングラス、がに股や外股で歩く姿が実に醜い。それと食べながら、飲みながら歩くものいけない。タピオカが流行っているらしいけど、飲みきれずに中身の入ったまま棄てて行くのです。
観光客だけではないけど、スマホを操作しながら歩く人が多すぎる。
夏が終わっても日傘を使う、すれ違う時、危ないのです。「江戸しぐさ」を教えないといけませんね。

P1670670.JPG
↑村雨※、粒あん
※村雨/米粉とこし餡を混ぜ、そぼろにして蒸したもの。

そろそろ京都市も観光対策をしないと観光客が逃げて行くように思う。
静かな、大人の街に戻って欲しい。
そう思う今日この頃です。
最近、どうもこの種の苦言が多くなって来ていますね。
許せないのですよ。外来種が。

和菓子

和菓子

  • 作者: 中村肇
  • 出版社/メーカー: 河出書房新社
  • 発売日: 2018/01/22
  • メディア: 単行本


↑京男の和菓子本が新装版になりました。初版を出版した2013年1月26日時の記事新装版が出版した2018年1月19日の記事をご覧ください。
(色のかわっている部分をクリックすると表示されます)

過去の記事をご覧になりたい方はこちらからどうぞ↓
※「京男雑記帳1」へは、この文字列をクリックすると移動します

Twitter→@kyo_otoko
nice!(6)  コメント(2) 
共通テーマ:地域

景観 [風景]

DSC05496.jpg

昨日は、曇りで昼には小雨というような天気予報だった。
それが本日の写真のように晴れていた。

DSC05497.jpg

写真を見るととても空気が澄んでいるような気がしますね。
上から3枚は、京都国立博物間。
その下の3枚は、東本願寺近辺。
どこも綺麗でしょ。
秋の雰囲気がでています。
気温も思ったほど寒くなかった。

DSC05499.jpg

昨日は、散髪に行っただけでした。
散髪の後、歩いて京都駅方面へ。
買い物をして帰っただけ。

DSC05503.JPG
↑東本願寺の公衆トイレの所から撮影

買い物をしたら重たくて、早々に帰りました。
鍋物用の材料を買っただけでした。
これからは、鍋物が美味しいですからね。
悲しいのは、お揚げさんとかお豆腐を百貨店で買うこと。
昔は、お豆腐屋さんでかっていたのに・・・。
白菜だって4分の1ぐらいしか買わないのですよ。

DSC05509.JPG
↑色合いがなんとも綺麗

そうそう本日、入院していたデジカメが退院して来る。
「シャッタースイッチ不良により半押しにてフリーズし正常に露出設定できない症状となっております。シャッタースイッチを含む電源スイッチ基板を交換いたします」という程度だったので、部品を交換するだけの作業だったのでしょう。
今回は、ピンボケや露出が変な写真をSDカードに入れたまま送りました。その方が状況がよくわかるらしいのです。
それがよかったのか、部品と基板を交換しただけの修理だったらしい。
これで重たくてかさばる兄貴分を持って歩かなくてよくなった。

DSC05511.JPG

でも兄貴分、写真を見ていると良い感じですよね。
たまには外に持って出た方がいいのかな?

DSC05533.JPG

DSC05532.JPG
↑拡大

雲を何気なく撮ったら、虹色が見えた。
兄貴分(DSC-RX1R)はズーム機能がないから拡大すると確かにちょっと虹っぽい。

和菓子

和菓子

  • 作者: 中村肇
  • 出版社/メーカー: 河出書房新社
  • 発売日: 2018/01/22
  • メディア: 単行本


↑京男の和菓子本が新装版になりました。初版を出版した2013年1月26日時の記事新装版が出版した2018年1月19日の記事をご覧ください。
(色のかわっている部分をクリックすると表示されます)

過去の記事をご覧になりたい方はこちらからどうぞ↓
※「京男雑記帳1」へは、この文字列をクリックすると移動します

Twitter→@kyo_otoko

タグ:風景 京都
nice!(4)  コメント(4) 
共通テーマ:地域

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。