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現在・過去・未来 [社寺]

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ここは、熊野神社、場所は東大路丸太町の角にある。
昔、月に一度、通りに面して出店がありました。
小さい時、それが楽しみだった。でも屋台の食べ物は買ってもらえなかった。
金魚すくいがあったり、ヒヨコが売っていたり、誘惑が多かったな。
いまでも1〜2の屋台が出る時がある。

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この熊野神社は、811年(弘仁2)修験道の日円上人がこの地に紀州熊野大神を勧請したのが始まり。京都三熊野(熊野・新熊野・若王子社)の最古社。
聖護院の守護神でもある。応仁の乱で荒廃したが再建し、江戸期に整備された。
ご利益は縁結び・安産・病気平癒・鎮火。古くから節分の日に「火の用心のお札」を受ける風習があり、多くの参拝者で賑わう。そんなこと調べて初めて知りました。近所ってそんなものです。

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実家に行くときは、熊野神社の前は必ず通ります。
神社以外の景色は、随分かわりましたね。
この神社が創建してから今年で1206年も経っている。すごいですよね。
そんなに古く感じないのにね。
できた当初は、聖護院村で紅葉の名所だった。その様が見事だから「錦林」という地名がいまでも残っている。
もちろん、我が家は、この当たりに住んでいなかったと思う。
未来は、どうやろ・・・。

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清水寺なんかでも思う、きっと先祖が同じように清水寺の舞台ぐらいに行ったことがある。100年ぐらいの時間を隔てて私がいる。
時間を隔ててすれ違うのですよ。
おそらく子孫も(絶えないとして)おそらく清水寺に来る場合もあるだろう。
同じように今の私とすれ違う。なんか不思議な感じがする。

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私のDNAに、両親や祖父母、祖祖父母・・・の情報が入っている。
「先祖供養」という。なにも難しいことでない。
自分の身体を大切にすれば「先祖供養」になる。
また、子供たちに京男・京女の情報が入っている。
つまり子供を大切に育てることは、自分たちの供養にもなる。
なにも難しいことでもないし、坊主の世話になることでもない。

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自分の身体を慎重に、大切に扱えば供養になる。
乱雑に扱えば、病気になる。下手すると死ぬ。
血脈は、続く。
一人っ子で、子供がつくらなければ、血脈は途絶える。
墓のもりもできない。
墓も年会費を払わないと撤去される。
墓参りに行って、撤去の告示をよく見るようになった。
結構、新しい墓でもです。

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でも、自分では、血脈と自分の魂と感じる。
身体の情報と魂の情報は別かも。
魂は、ずっと生き通しなのかも。
魂では、先祖なんてないように思います。

なら、どうしたらいいのか・・・・。
まあ、考えてもわからん。
死んだらわかります。
それから考えたらええのかもね。(笑)

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タグ:京都 社寺
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