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タルト・タタン [甘味・その他]

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↑頭髪みたいで可愛い

初夏のような気温になってきました。
服装が夏仕様で外出でした。
この調子で夏になったら60度ぐらいになるかも。

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台風や豪雨、地震もちょっと心配。
いつどうなってもいいように備えないといけません。
京都市内は比較的気象的被害は少ないけど、油断できません。
今年と来年は「不安定」というのがテーマになるかも。
経済もわかりません。経済だって世界的に不安定になったら観光客は来る余裕がなくなりますよね。

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↑新緑で綺麗

さて、表題のタルト・タタン。
タルト・タタンは、私の好物。
リンゴを使ったタルトが好きなんです。
昔は、よく作りました。

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↑ジジイが二人で座る席じゃないか・・・、いま気が付いた。

タルトとは、パイ生地(あるいはビスケット状の生地)で作った器の上に、クリーム・果物等を盛りつけた菓子がそう呼ばれているが、正確にはタルト生地(パートシュクレ)というものが存在し、これを使ったものを指す。
タタンとは、フランスロワール=エ=シェール県にある町にあるホテルを経営していたタタン姉妹の名前。

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↑タルト・タタン

ほんまかどうか知りませんが、このタルトは失敗から生まれたらしい。
アップルパイを作るため、リンゴをバターと砂糖で炒めていた。何かの別の用事をしていてフト見ると焦げくさくなった。でもカラメル状になっていた。失敗ですわね。
でも賄いで食べようと思ったんでしょう。パイ生地を上に乗せてオーブンで焼いた。
出来たのをひっくり返すと美味しそうなのができたらしい。
食べて美味しいのにびっくり。
それで作り出したらしい。

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↑京男は、珍しくティーソーダ。

私も昔、そういうのがあった。
作った時、美味しくなかった。
失敗したと思い、冷めたら棄てる予定で置いておいた。
まあ、当時実家にいたので、母親に食べさしたろと思っていた。
自分では失敗したら食べません。棄てます。
次の日、食べて見ると美味しくなっていた。慌てて自分一人で食べた。酷い奴でしょ。

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↑ジジイは、紅茶。

父親と外食の後、散歩がてら疎水のあたりを歩いた。
ラ・ヴァチュール (La Voiture)の前で、ケーキでも食べる?というと父親は賛成。
反対しないわなぁ。
ここは、昔からタルト・タタンが名物なんです。

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窓際の一番目立つ(外から丸見え)の席に座った。
ジジイが二人、道路に座ってケーキを食べている姿がおぞましい。
その時はそう思ってなかった。
看板ジジイ状態だった。
お店の人、すんません。入ってくる客が少なくなるよね。私だけなら若い女性が入ってくるだろうけど、父親といっしょだしね。
もちろん、タルト・タタンは半分わけでした。
美味しゅうございました。

和菓子

和菓子

  • 作者: 中村肇
  • 出版社/メーカー: 河出書房新社
  • 発売日: 2018/01/22
  • メディア: 単行本


↑京男の和菓子本が新装版になりました。初版を出版した2013年1月26日時の記事新装版が出版した2018年1月19日の記事をご覧ください。
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緑眩し [風景・和菓子]

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いい気候です。
暑くも寒くもない、空気が乾燥して快適。
緑の匂いは、ちょっと青臭くなってきたけど。
それも生命の香りなので楽しめる。
緑が眩しいのが嬉しい。

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京都市内は、スイカの種(修学旅行生のこと京都ではそういっています)のシーズン。カボチャの種、ドリアンの種、桃の種・・・なんかも歩いているかも。
市バスに乗っても制服姿の田舎の学生が多い。
金持ちの学校は、タクシーで観光しているらしい。

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タクシーの運転手さんに話しを聞くと面白い。
この頃の学生は、中高生でも事前にネットで食べる所を調べ、運転手さんに要求するそうです。運転手さんは、観光に詳しいから、行列の厳しい店はダメというそうです。2時間も食べるために並んていたら、なんのための修学旅行か目的がわからなくなる。

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↑紫野源水「花菖蒲」

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↑煉切、白小豆こしあん

運転手さんは、食事の時もずっと一緒に行動しないといけないそうです。
つらいなぁ・・・。
教師たちはかなり楽をしているかも。
もっともチェックポイントみたいな所が設定してあり、例えば「金閣寺で何時から何時までに来ること」なんてことになっているそうです。

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↑紫野源水「花あやめ」

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↑薯蕷、小豆こしあん

まあ、中高生の時、いっしょに京都市内を回り、色んなことが楽しい思い出になるんだろうな。数十年後、また旅行で京都に観光に来て思い出すのかも。
鮭の放流みたいなもんやね。だから京都市は修学旅行生の歓迎セレモニーを京都駅でやっていたりする。
でもね。教師たちよ。市バスや地下鉄の乗り方、マナーをしっかり教えておかないといけませんよ。田舎の子は市バスなんか乗ったことがないんだろうな。それを経験したりするのが修学旅行の意味なのかも。
あの子たちが中高年になった時、京都市はどうなっているでしょうね。

和菓子

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  • 作者: 中村肇
  • 出版社/メーカー: 河出書房新社
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父の爪が壊疽だ!? [食]

一昨日、父親を鍼灸治療に連れて行きました。
今回は、左足が少々浮腫んでいた。
動かしませんからねぇ・・・。
足をみてびっくり!足の指先が壊疽になりかけ?もしくは腐っている。父の生き腐れや!!と思った。

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↑朝から汚い画像ですんません。最初見た時びっくりしました。これが糖尿病で起こる壊疽だ!と思った。本人もちょっとびびっていた。人騒がせですね。

つついいてみても痛くない雰囲気。
原因がわかった。風呂上がりに爪水虫用の薬を塗り、寒いからとすぐに靴下を履いて寝たらしいのです。自分では爪がこんなになっていると気付いていないとは・・・。
脅かしますね。鍼灸の先生と騒いでいるとさすがに、本人も怖くなったらしい。
事実、アルコールで拭いてももらうと染料がとれました。
人騒がせな父です。
今回は、足が浮腫んでいるということで、電気刺激で筋肉状況させる仕組みをやってみた。足がかってにヒクヒクと動く。理屈上は、これで筋肉状況できるとのこと。
父親は、腹筋を鍛えたいらしい・・・テレビのCMの観すぎやね。
でも、歩かない老人に電気で刺激して筋肉が増強できるならいいのかも。
もう少ししたら、父親の足に電極を貼り、スマホで制御できるようになるかも。遠隔ジジイや!
名付けて「らくだシステム」(笑)落語をしらない人にはわからないか。

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↑グリルアンドバー東洋亭近鉄店、これは名物のトマト。トマト嫌いでも食べなければいけないのだ!

治療が終わって、父親がサラッピンになった。
食事をすることになった。
イオンモールのフードコートで昼食を食べようと父親が言った。
機嫌良くなったのに、イオンのフードコートはないよ父上。

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↑切っても「桃太郎」や「バニーガール」はでなかった。

ということでグリルアンドバー東洋亭近鉄店に行く事にした。
連休明けだから、まさか混んでいないだろうと私は読んだ。
確かに読み通り。
席を確保。

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↑ミンチカツカレー

メニューが持ってこられた。
あの日、私はメニューが読めなかった。
読字障害って日によって調子が違う。
なんだろう?
写真をみたら何となくわかるけど・・・
父親は、字は読めるけど、片目が見えず、見にくい。
悲しい父と息子だ。

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↑野菜煮込みソース ハンバーグ

父親は、ミンチカツカレーを食べたいとのこと。
ハンバーグだと思っていたのに・・・。
咄嗟に私は野菜煮込みソース ハンバーグにした。
ハンバーグなんて食べたくなかったのに・・・。
父親にちょっとハンバーグを食べさせようという息子心。

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↑熱かった・・・

父親と食事をするとどうも落ち着いて食べられない。
なんだろう?
溢したりしないか?服を汚さないか?口のまわりをよごしてないか・・・。
ずっときになる。
お陰で熱々の煮込みハンバーグで口の中を火傷した。
口の中の粘膜が一皮剥けました。
そうなったら味もクソもない。
やれやれ。

その後、伊勢丹で食料品を買う二人であった。

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「ケ」だらけ [風景・和菓子]

連休が終わり普通の日が始まった。
休んでいた人にとって昨日は辛かっただろうな。
あまり長い間、休んだら日常のリズムを取り戻すのが大変だろう。

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一般参賀の様子を見て14万人!という風景が凄かった。
でもちょっときになったのは、晴れ着を着ている人がいないこと。
お祝いはわかるけど、本来なら紋付き羽織袴かモーニングが本来の姿。
でもそんな人はほとんどいない。ちょっと失礼ですよね。
日本人から「ハレ」と「ケ」の使い分けが少なくなった。

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昔は、百貨店に行くときは、晴れ着を着て行くもんやった。
最近は、どうみても晴れ着の人がいない。
私もそうやけどね。
一年中「ケ」状態。
不景気にはなりたくないものですね。
十連休・・・といってもお金がないから暇潰しに行列で食事。
フードコートや食べ放題で飲食をする。
なんか悲しい時代になってきた。

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最近の若い世代は、バブルを知らないから可哀想。
老人たちは、あれが忘れられないのだろう。
だから、もう一度と色々試みる。
でも大抵しっぱいする。

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「ハレ」と「ケ」の説明をしていないことに気付いた。
ウィキペディアの記述を引用してみます。

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↑本家玉壽軒「花菖蒲」
毎年、今頃になるとこの生菓子を買っているように思う。お気に入りの意匠なのかも。食べたらねりきりなので、さほど美味しくはないのだけらど。

「ハレとケ」とは、柳田國男によって見出された、時間論をともなう日本人の伝統的な世界観のひとつ。
民俗学や文化人類学において「ハレとケ」という場合、ハレ(晴れ、霽れ)は儀礼や祭、年中行事などの「非日常」、ケ(褻)は普段の生活である「日常」を表している。
ハレの場においては、衣食住や振る舞い、言葉遣いなどを、ケとは画然と区別した。

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↑ねりきり、白こしあん

こういうメリハリって人間にとって必要なのかも。
「ハレ」「ケ」そして「ケガレ」を意識することは必要なのかも。
「ケガレ」が進むと「気枯れ」状態になる。
これが原因不明の病気だったり、不運になったりするのかも。
これから元気に生きようとしたら「ハレ」「ケ」「ケガレ」を心の中でコントロールして行く必要があるのかも。

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唐衣 [風景・和菓子]

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タイトルの「唐衣(からごろも)」って美しい表現ですね。
平安時代の婦人礼装。十二単(じゅうにひとえ)の一番上に着る丈(たけ)の短い衣。綾(あや)や錦(にしき)で仕立てる。

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↑二條若狭屋「唐衣」

この生菓子は、菖蒲を唐衣に観てている。
この紫色と外郎の柔らかさがなんとも優雅。
食べるのがちょっと惜しい気がする。
でも結局、食べてしまった。

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↑外郎、黒白こしあん

話しは、替わります。
四条通りの歩道を歩くと不自然な箱がある。
まあ、ぶつかったりはしないと思うけど・・・いるかな?

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これは、四条通沿いの歩道を広げた時、取り残された箱。
電気関係の箱らしい。
早く地下化をしたらいいのに・・・。
なんか意味があるんだろうか?
大体、歩道を広げる必要があったのだろうか?
日が当たる時、歩行者は歩いていませんよね。
雨の時も。

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信号の柱も変な所に立っている。
交通量の多い四条通りをこんなに狭くした意味はあるんだろうか?
この道路の地下は、歩けるようになっている。
私はもっぱら地下を歩いています。人が少ないから歩きやすいしね。

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タクシーの乗り降りがとてもやりにくくなった。
市バスも乗りにくくなったと思う。
市バスに乗るための行列が出来ているのですが、何処行きのバスのために並んでいるのかわからない。市民でもそうなんです。外国人観光客ならもっとわからないだろうな。なんとかならないのかな?誰のための市バスなんだろう?市民なの観光客なの?そろそろハッキリした方がいいのかも。

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ぼんごれ?? [洛外・食]

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↑河内長野「高野山真言宗遺跡本山 檜尾山観心寺」

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これは4月17日に河内長野にある観心寺に行った。
役小角(えんのおずぬ)が創設し、名前を変え宗派を変え、今にいたったお寺。
ここにある如意輪観音が年に一度御開帳される。
なぜか、4月17日のPCの予定表に書いてあったのです。私が書いたと思うのですが、いつ書いたのか分からないという不思議なご縁。
地元の方に案内をお願いして連れて行ってもらいました。

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如意輪観音さんもあまり馴染みがなかった仏です。
日本的な役割は、六道の衆生の苦を抜き、世間・出世間の利益を与えることを本意とするそうです。
六道の内、「天道」の住人救済をするという特殊な仏。
※六道/六道とは輪廻転生する6種の世界。天道・人間道・修羅道・畜生道・餓鬼道・地獄道のこと。我々は、普通「人間道」と繋がっている。中には修羅道や畜生道なんかと繋がって現世に生きている人間もいるかも。
※天道/天道は天人が住まう世界である。天人は人間よりも優れた存在とされ、寿命は非常に長く、また苦しみも人間道に比べてほとんどないとされる。また、空を飛ぶことができ享楽のうちに生涯を過ごすといわれる。しかしながら煩悩から解き放たれておらず、仏教に出会うこともないため解脱も出来ない。天人が死を迎えるときは5つの変化が現れる。これを五衰(天人五衰)と称し、体が垢に塗れて悪臭を放ち、脇から汗が出て自分の居場所を好まなくなり、頭の上の花が萎む。天道でもだめなんですよ。

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↑如意輪観音像 大阪・観心寺 平安時代前期「週間古寺をゆく48」小学館刊より

お寺の説明に「なんこうさん」というのが出て来た。
「落語と関係あるのかな?」と思った。
よく考えたら「なんこうさん→南光さん→楠公さん」のことでした。
もっとも南光さんもお母さんが南河内郡千早赤阪村出身なんだそうです。

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↑お寺で線香が寝かせてあるのが私には珍しく感じた。

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↑そういえば我が家は、浄土真宗だから本来は、線香を横に寝かせる。昔は、灰を型にして溝を作り、そこ線香の粉?を流し燃やしたのが線香の始まりらしい。

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↑最近、父親に「どうしても線香をつける場合、我が家は浄土真宗だから線香は寝かしなさいと進言している。いつもは、線香方LEDを使ってももらっている。

このあたりの有名人は、八尾の朝吉ぐらいかな?と思っていたけど、楠公さんもそうなんだ。えらい失礼しました。

ここから先は、表題「ぼんごれ」の内容です。

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↑麺坊 万作「ぼんごれ(あさり)」

「ぼんごれ」→「ボンゴレ」→「ヴォンゴレ(vongole)」と想像して。
でもここは蕎麦屋だ。
そうなると興味をそそられた。
??でしょ。
普通「ぼんごれ・ボンゴレ・ヴォンゴレ」というとナポリのパスタ料理ですよね。
ヨーロッパアサリ(Venerupis decussata)などが使用したパスタ。
トマトソースを使ったヴォンゴレ・ロッソ(ロッソ=赤)と、使わないヴォンゴレ・ビアンコ(ビアンコ=白)、そしてトマトを潰していない中間的な物も良く見られる。最近、ヨーロッパアサリを使わないで、近年では日本から移入されたアサリも多く利用されているそうです。なんでやろ?

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ということで注文してみたら、写真のような状態だった。
確かにアサリだよねぇ・・・。
食べて見ると、出汁は普通だった。
「ワインぐらい使っているのかな?」と味わうと日本酒みたいな・・・。
結局、訳がわからなかった。
「あさり蕎麦」でいいじゃん。なにも「ぼんごれ」と名付ける必要ないじゃん。
なぞです。
もちろん、不味くはなかったですよ。
でも天ぷら蕎麦セットにしたらよかった。(笑)

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菖蒲 [風景・和菓子]

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今日は、五月五日端午の節供。
もうそんなになったんだ!
テレビやラジオもあまりつけないから、今日は何日?と分からなくなる。
街中に最低限の買い物に行くのですが、人が多くてゆっくり歩こうという気が起こりません。京都市内は、結構な人でしょうな。
気温は、27度ぐらいになっている。ただ、湿度が低いから気持ちはいいです。
バスなんかに乗ると不快ですけど。

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↑看板植木鉢、こういう看板はいいですね。下品の極みのテレビCMとエライ違いだ。

服装も半袖半ズボンで過ごしております。
バス亭で日光浴をしておりました。

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↑先月末から藤の花

昨日、端午の節供らしい飾りを見た。
いつもなら炭屋の飾りとなるところですが、今年は漬物屋で見つけた。
これを見た人の内、どれだけの人が端午飾りだとわかるだろう?

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↑こういう看板娘ならぬ植木は素晴しいと思います

これは、端午の節供に早乙女(さおとめ)という女性・・・早乙女だからと言って旗本退屈男の事ではない。田植えをする女性のことで、神迎えをする女性のことで、穢(けが)れから遠ざけるために「女の家」というところにお籠をしてもらいました。このようなお籠りのことを斎(い)籠りといいます。
「斎」という字には、穢れを落とし身を清めて物忌みするという意味がある。
菖蒲の葉のように香りの強い植物には、古くから魔除けの力がある。
その葉を軒下に釣るし、穢れが入ってこないように結界をつくるのです。

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でもこのお店、菖蒲を釣るしたら、観光客が減るかもね。(笑)
お風呂に菖蒲を入れ、菖蒲湯にするのも自分の穢れを祓う意味なんだそうです。
ひょっとしてそんなことをするとお風呂につかれない人もいるかもね。
まあ、二、三日の雅満(我慢)です。

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↑紫野源水「水仙粽」

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↑本葛のみ

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ポテト〜♪ [食]

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昨日の「連休中、父との外食」の続き。
今回は、京女もいるので注文できる範囲が増えるのが嬉しい。
父親と私では、品数に制限がある。
しかも父親が食べられない硬い食材があっても問題ない。

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↑鳳泉「エビカシワソバ」

だからいつもなら注文できない古老肉(スブタ)なんかも注文できる。
今回は、京女にカシワシイタケを食べさせてあげたかった。

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↑カシワシイタケ

二人と三人とでは、かなり違う。
本当は、四人ぐらいならもっと楽しい。
人数が少ないと食べきれませんからね。
本場なら残すことで満足を表現うするらしい。
でも、ここは、日本だし、そんなことはできない。
というかしたくない。床を汚したりもしない。
本場からの観光客は、そういう感謝の気持ちでゴミを散らすんだろうか??
わかりません。

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↑スブタ、いまは、ライチがアクセントやパイナップルが入っている。私の好きなキュウリも入っている♪

それからデザートに「ポテト」が注文できる。
これは、父親と二人では食べきれない。
もちろん、残ったら持って帰ればいいのだろうけど・・・冷めたら美味しくない。
飴のパリッとした感じが好きなんです。

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↑憧れのポテト

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これぐらいなら三人で綺麗に食べられる。
写真を撮っている時、父親の手が入りそうだった。
今回は、二人でなかったから、精神的に余裕があったのでしょう。
写真が綺麗。
撮影する時の気分が落ち着かないとどうも綺麗に撮れない。

ということでこの日は無事に終わりました。
食べ終わったら、私の次に行く時間が来たので、父親と別れました。
無事、帰ったかどうかは、ロボットでチェックをいたしました。(笑)

和菓子

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連休中の父との外食 [食]

連休中、父との外食は「人が多いので止めよう」という話になっていた。
でも・・・父は、一人でも食べに行くだろうなぁ。
いつものお弁当、無しを持ってきてもらう・・・なんて邪魔くさいことはしないだろう。
人の多い状態で95才の老人が一人で食べている姿は、想像すると辛い。
そこで、食べに行くことにした。

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↑鳳泉「焼売」

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↑ここの焼売は「黒慈姑」がいい仕事をしている

久しぶりに「鳳泉」の広東料理もいいと思った。
予約しようと前日電話をすると二日間定休日だった。
しかたなくぶっつけ本番で行く事にする。

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↑父親だけ「玉子スープ」

京女も参加できるので、注文する品数は多くなり色々楽しめるのでそうすることにした。
父には、前日電話するとカナート(スーパー)に行って買い物をして、食べるつもりだったらしい。想像通りだった。
やっぱり寂しい状態です。家族連れが多い休日に一人でスーパーに行きラーメンを食べるのは、悲しすぎです。予定を変更して良かった。
「悔い(食い)を残すことになる」なんて錦の御旗をたて、計画実行。
ただ予約ができていないから・・・ちょっと早めに行くしかない。

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↑ハルマキ

予想は、当たりました。
我々夫婦がお店に着いた後、続々と行列ができた。
よかった。
父親もうまく到着。
で、行列を目撃。
よかった。
私の言う通りだったのを証明できた。
次回から「そんなことはない」とは言わせない。
父親は、糖尿病だけあって「考えが甘い!」のです。

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↑父親用「芙蓉蟹」

美味しいものを心ゆくまで食べる幸せを味わえました。
こういうのが一番です。
若干我々夫婦は並びましたが・・・。

明日に続く。

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京都観光雑談 [風景・和菓子]

「京都市内は混みますか?」という質問をいただきます。
「はい」というしかないですね。
私は、タクシーによく乗ります。運転手さんからの情報は結構貴重です。

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基本的に、いまの時期、観光客がで混んでいます。
近年は、外国からの観光客が多いですね。
そにつれて日本国内の観光客が減っているのだそうです。
京都では少ない温泉があるような旅館やホテルで予約を取る時「東洋系外国人の団体は泊まりますか?」という問い合わせがあるのだそうです。
「その日はあります」とホテルが答えるとキャンセルになるらしい。
いっしょになると結構辛いのだろうです。具体的にはようわかりませんけど。

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タクシーに外国人が乗ると車内で飲食をする人が多いらしい。
それはいいけど、ゴミを散らして降りるらしい。
「お客さん、忘れ物ですよ」と言えないらしい。
民泊も周囲の町内とのトラブルが多発しているのだそうです。
それとそういう所に泊まる観光客は、あまりお金を使わない。
使っても同国人が経営するお店でレンタル着物らしいのです。
コンビニで弁当を買い、食べるらしい。

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スーパーなんかのフードコートで晩ご飯を食べたりしている。
一度そういう所に夜食時に行ってびっくりしたことがある。
食べ放題で外国人が行列していたりする。
きっとそういう人たちはお土産を買ったりしないでしょうね。

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↑昨日のランチ、イノダコーヒ「ロールパンセット」

京都市は、宿泊施設を増やすように指導しているとか。
でもさすがに先行きが危ういとなり、ホテル建設が中止になり、駐車場になったという物件も出て来ている。
京都市は、観光客の人数は増えたけど、歳入は案外少ないかも。
歳入不足は市民から税で取ればいいと考えているのかな?

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↑スープは、マッシュルーム

京都市内、オリンピックが終わったらどうなるだろう?
なんらかの理由で外国人が来なくなったら、京都市内の中心部はゴーストタウンになるかも。

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↑海老カツがロールパンに挿んであります。サラダもそこそこ。

そうそう外国人観光客、国によって人気スポットが違うらしい。
金閣寺、清水寺、伏見稲荷なんかは、東洋系が多く。
龍安寺、南禅寺、東福寺、銀閣寺なんかの地味な色彩は、白人系が多いらしい。
中東の金持ちは、歩きたくないらしい。どこでも車で入ろうとする。でもお寺や神社って歩かないと無理ですよね。金閣寺でも車の中から見たいとリクエストがあったそうです。そんなの無理です。面白いですね。

タクシーの運転手さんからの情報は面白いですよ。
本日は、写真と記事がシンクロしていません。
すんませんなぁ・・・。

和菓子

和菓子

  • 作者: 中村肇
  • 出版社/メーカー: 河出書房新社
  • 発売日: 2018/01/22
  • メディア: 単行本


↑京男の和菓子本が新装版になりました。初版を出版した2013年1月26日時の記事新装版が出版した2018年1月19日の記事をご覧ください。
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タグ:風景 京都
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