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欄干 [風景・和菓子]

ここは、三条大橋。
橋が本格的に造られたのは天正18年(1590年)、豊臣秀吉の命で五条大橋と共に増田長盛を奉行として石柱の橋となった。

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今の話でお気づきになりましたか?
五条大橋は豊臣秀吉の命で作られたのです。
つまり義経と弁慶の話の舞台はなかったのです。
この間の清水寺の森貫主のお話しでは、清水寺の舞台で出会ったらしい。

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現在の三条大橋は、1950年(昭和25年)に作られ、木製欄干は1973年(昭和48年)に作られたそうです。
これがいま、ボロボロになってきて新しくしないといけないらしい。
欄干に3億円、アスファルト部分の道路に4億円の費用がかかるそうです。
京都市は、これだけ観光客が増えているのに歳入は増えていない。

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いま、マイカー観光を減らすために実験なんて言っています。
ホテルも不足といい、建築ラッシュですね。
空き屋になったらそこがゲストハウスにドンドンなって行く。
なんらかの原因で外国の観光客が激減したら、放置されたゲストハウスが問題になるでしょうね。
京都市は、観光産業と言っているけど、歳入はどうするのか?
観光税みたいなものをとったらいいのかな?
いつ、どうやって、徴収しるのかな?
昔、古都税といい、社寺から徴収しようとし、仏教界から総スカンをくらい、中止になったことがある。

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京都に来られた観光客は、交通停滞、なんでも行列、泊まる所がない・・・などの問題で満足度が低くなり、リピート率が低下してきているらしい。
京都名物の食事と称してローストビーフ丼や焼肉を食べている。そんなモノ京都でなくても食べられるのに・・・。京都らしいってどういうことなのか、そろそろ真剣に考えた方がいいと思う。
祗園とかを歩いている外国人の観光客は、楽しそうに見えないけどなぁ・・・。あんな大きな荷物を引きずって、もう9月になったというのに浴衣を着て歩いている。
お金がないのか立ち食いの甘味を食べ、飲む。ちっとうも京都らしくない風景のように見えるけどなぁ・・・。

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↑亀屋良長「重陽」

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↑外郎、白こしあん

和菓子

和菓子

  • 作者: 中村 肇
  • 出版社/メーカー: 河出書房新社
  • 発売日: 2013/01/26
  • メディア: 単行本


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鍾馗さんでなく大黒さん? [食]

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↑ニャーヴェトナム 京都店「本日のプレートランチ」

昨日は、京女が有給休暇だった。
本当は、たまったデスクワークをして業者さんの所に行く予定。
朝のトレーニングを終え、シャワーを浴び、さて仕事となったら、気が抜ける。

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↑具だくさんのスープ?

二人でランチに行けと行くことなんでしょう。
素直に出掛ける。
どこへ?
最初は、神戸あたりに行くか、民生に行くか・・・と考えたけど、時間がかかる。
バス亭で来たバスに乗るということにした。
京都駅方面のバスだった。
ならニャーヴェトナム京都店に決定。
京女もそれでいいとのこと。

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↑「ニューヴェトナムセット」

今回は、「本日のプレートランチ」と「ニューヴェトナムセット」を注文。
「ニューヴェトナムセット」は、7種のフォーから選択できる。今回は、「ピリ辛豚挽肉入り豆乳スープのフォー」に決定。
これを二人でシェアして食べたら丁度満腹になるだろう。
昨日も夜、果物だけしか食べてないけど、お腹が減ってなかった。
昨日も結局、夜は果物だった。
夏の疲れが胃に来ているのかも。
まあ、食べなくていいのだから楽です。

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↑赤丸の所

料理が運ばれてくる前に、京女が「あの隣のビルの壁面のダクトが変ね?」と言った。私振り向いて見た。確かに変。
最初、霊でも見えたのかなと思った。でも違った。この世のモノだった。
でもおかしい。
人形のように見える。
鍾馗さんかと思ったけど、どう見ても大黒さんだった。
ダクトの上というか下にある・・・不思議でしょ。
一応、神さんなんだから、もう少しなんとかしてあげたらいいのにね。
風水士になにか言われたんでしょうね。

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↑拡大すると大黒さんに見えるでしょ。

食事をしながら京女と私が入院していた病院の霊がどうなったか話していた。
病室からこの大黒さんのように霊さんであろう人が5人いたんです。
ベッドからずっと見えていた。
京女に「あれ見える?なんだろう?」と話していたことを思い出す。
それからあの向かい側の病棟はとりこわされた。
いまは、新しい病棟が建っている。
でもあそこにいた霊たちは、どこへ行ったんだろう?
病人にくっついてどこかにいったんだろうか?
入院中は、不思議な体験オンパレードだったしね。
もちろん、あの手の霊は私に近づけないのはわかるのです。
二人でそんな話をしながら楽しく食事をしておりました。
変な夫婦ですね。

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↑「ピリ辛豚挽肉入り豆乳スープのフォー」

それから二人で珍しく映画を観た。
これも珍しい。

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気分は秋 [和菓子]

こうやって生菓子を見ていると秋を感じます。
早く秋になってほしい。

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↑長久堂「菊日和」

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↑菊の花には、まだ時期がちょっと早いですね。

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↑きんとん、赤こしあん

いまぐらいの時期は、まだ気温が30度ぐらいあります。
昔は、こんな気温じゃなかったように思う。
いつの頃からかこんな気温が当たり前になった。
自然がかなりおかしくなっている。
ただ、今迄がおかしかったのかもしれません。

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いまぐらいで困るのは、建物に入った時、クーラーが効きすぎること。
昨日ぐらいの気温なら、半ズボンで外出する。
バスや電車のクーラーも妙に効いている。
脚が冷えます。建物の中も同じ。
最近、冷えに弱くなってきているかも。
昔は、こんな感じではなかった。

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↑千本玉寿軒「着せ綿」

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↑このデザインだと着せ綿が凍ってしまったみたいに見えるかも。

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↑葛、白こしあん

やっぱり二回の手術の影響かな?
自分では、わからない。
自覚があまりないけど、冷えている。
昨日散髪に行ったけど、クーラーがよく効いていた。
この時期はクーラーがよく効くのかな?
気をつけないといけないな。

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三時のおやつ? [洛外・食]

昨日は、大阪行きでした。
一人で行動なので、ノビノビします。
歩く速度も制御する必要ない。
人の多い大阪でもスイスイ動けます。
父親といっしょだとこれができない。
段差に気を付けたり、階段で手を繋いだりしないといけないのです。
転んだら結局私に返ってくるしね。

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↑ノンアルコールのサングリア・リコ

子供を連れた家族をよく見かける。
小さな子供は駆け回るのが当たり前。
最近、信号の所まで一番下の子供が走って行く。
それを上の子が追いかける。
お母さんとお父さんが「危ないから止まりなさい!」と大きな声で叫んでいる。
上の子が下の子に追いつき抱き留めた。でも二人とも小さいから二人で車道に転びそう!それでもお母さんは、叫ぶだけ。
我が家も経験があります。
ああいう時は、小さい子供の手を繋ぎ放さないことです。
親指と人差し指で手を繋ぎ、薬指と小指で手首を握っていた。
子供が手をふりほどこうとしても放さない。絶対に。

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↑ローストチキンハーフ

親が手を繋がない場合は、長女と次女が長男・次男の手を繋ぐ。
これも手を放さないというのが決まりでした。
次女が放しそうになると長女が一喝する。すると下の3人の動きが止まるのです。
そのように訓練しました。
子供が離れても親が3歩ぐらいで行ける距離以上行かせません。
これもルール。でないと自分の子供を守れない。
そういうことが出来ない親が多いかも。

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売場でダダをこねるなんてのも目撃する。
我が家では、許さなかった。
転けても、泣く前に自分で立つように声をかける。すると泣かないものです。
外で食事をする時、食べ始めたものは絶対に残してはいけない。これもルール。
甘え泣きも許さなかった。泣くなら真剣に泣け!というのがルール。

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↑タコと白ネギの鉄板焼

いまなら「手洗い・うがい」なんてささないだろう。
もちろん学校では、ヤル振りをしろとはいうだろう。
雑菌は、仲間で殺菌なんてしてはいけない。
悪い菌もすこしずつ摂って胃腸を鍛えたらいい。
無菌状態で子供を育てるのは危険だと思う。
身体もあまりゴシゴシこすらない。
私は、アルコールアレルギーなので病院に置いてあるアルコール消毒はしないのです。自分の唾で消毒します。石鹸もできるだけ使わない。外科の手術とかするならしかたないですけど。

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↑キノコのアヒージョ

話がそれてしまった。
昨日の大阪での話の戻します。

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↑魚介類の出汁で炊く濃厚なパエリア ベジョータ風

昨日は、1.爪の手入れ 2.漢方内科 3.食事と打合せ
この3項目をこなした。
どれも楽しく終わりました。

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ランチを食べそびれたので、遅めのランチみたいなことをした。
お店は、新大阪のスペインバル「ベジョータ マス」最近のお気に入りなんです。
いつもはランチメニューなんだけど、昨日はランチタイムが過ぎていたので、その他のア・ラ・カルトを注文してみた。
飲みのもは、ノンアルのサングリア・リコ。これは気に入りました。
本日の写真は、その料理です。

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病院三昧 [社寺・和菓子]

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↑真宗興正派 本山興正寺

昨日は、またまた父親と病院へ。
最近、よく行っている。
よく行くのが功を奏しているのか、父親は元気なんです。
オマケに病院の後は、豪華ランチ?を食べるのです。
私の方が食欲でまけているかも。

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ランチを食べた後でも、551の豚まんまで買うのです。
言い訳が「この間の蒸し器でチャンと豚まんが蒸せるか実験したい」なんて言うのです。すごいと思いませんか。
551を買う時、ラーメンも買おうとした。
そこで「ラーメンは実験と関係ないやろ!」と私に怒られました。
すぐに調子にのります。

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なんやかんやいいながら父親の身体と心を刺激している。
他人なら簡単だけど、親となるとやりにくい点も多い。
この経験は、なんかの役にやつのかも。
結局のところ、生きていて色々な事柄や人々との出会いは必要必然なんだと思います。注意深く経験すると隠れた意味のようなものがわかるのです。
その意味がジグソーパズルのピースのように嵌まっていく。
なんかの大きな絵柄が見えてくるように思う。

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↑本家玉寿軒「着せ綿」

完成したらきっと不思議な絵になるのでしょう。

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↑こなし、黒こしあん

※本日の写真は、西本願寺の南にある「真宗興正派 本山興正寺」前は通るのですが、意外と入ったことがないのです。西本願寺と同じような造りなので、西本願寺だと思っておりました。
記事の内容からいうと病院とかの写真がいいのですが、どうもあの場でカメラを取り出し撮影する気になれません。父親の書類を複写することはあるのですが。

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秋の空 [風景・和菓子]

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ここ二日間、台風の影響だったのでしょう。
北風が吹いて結構涼しかった。
このまま秋になってくれるといいな。
でもまだ5日、このまま秋とは行かないか。

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昨日、百貨店の催しで来ている職人さんに会に行った。
一年に一回合うだけなんです。
色んな情報交換が出来てよかった。

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百貨店に行く時、バスに乗って京都市内の風景を見ていた。
オフシーズンなのに外国の観光客が多い。
浴衣を着ている人が多い。
もう9月なのに浴衣はないだろう。
誰か言ってやったらいいのにね。
そう思っている私が半ズボンだった。
バスのクーラーが妙に効いて、ちょっと寒いほどだった。
それに気付いて、苦笑いをしておりました。

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今日は、また早朝から父親の病院付き添いなんです。
どうも大きな病院は、好きになれない。
空気が悪すぎる。
患者を見なくて、コンピュータの画面ばかり見るドクターも好きになれない。
なんか実験用のマウスと実験するロボットみたいな雰囲気。
空気がドロンと淀んでいる。
ああいうところに頻繁に行くと病気になる。

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↑長久堂「秋の空」

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↑外郎、備中白こしあん

父親と話していても、気になるのは、病気を治そうとしないこと。
病気は治らないモノと思っている。
意識の問題なんだと思う。完治しないまでも、自分の生活習慣を変えたら治る方向にするむのにね。
しかもテレビの健康番組を信じて、私の言うことを信じないのです。
「あなたの生き甲斐は?」と質問したら「病気を維持すること」と答えるかも。
だから病気が治ったら困るのです。でも死んだら困るのです。心地良く病気になり、かまってもらったり、同情されたりするのが快感なのかも。
病院に行くとそういう気が充満している。だから病院の地場はそういう場になっている。それが不快に感じるのかも。

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重陽って、めだたないねぇ [社寺・和菓子]

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もうすぐ9月9日。
重陽(ちょうよう)なんです。
ただ、旧暦ならなんとなく共感できるのですが、新暦ではどうもピンとこない。
「重陽」は、五節句の中で最高の位なんです。
これよりいい日はない。
五節句というのは、ご存知ですか?
人日(じんじつ)正月七日、上巳(じょうし、三月三日)、端午(たんご、五月五日)、七夕(七月七日)、重陽(ちょうよう、九月九日)
人日だけが納得できないですね。
一月一日じゃないの?と考えますよね。一月一日は別格なんだそうです。

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↑西本願寺唐門

この人日は、こういう理由があります。
正月の一日を鶏の日、二日を狗(犬)の日、三日を猪(豚)の日、四日を羊の日、五日を牛の日、六日を馬の日、それぞれの日にはその動物を殺さないようにしていた。
そして七日は、犯罪者に対して刑罰は行わないことにしていた。
だから人日というらしい。なんかスッとしない説明ですね。
正月一日は、犬・猪・豚・羊・牛・馬・人間を殺して食べていたということね。
ちょっと納得。
でも・・・。

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↑そろそろ塗りなおした方がいいかも。

陰陽思想で数字にも格差がある。
奇数の方が偉いのです。つまり1・3・5・7・9が偉いのです。
その中でも9は最高なんです。
日本でも陰陽思想の影響を受けている。
10より9の方が偉く感じませんか?
8は、漢字で書くと「八」で末広がりといい別格かもしれません。
8と9(オイチョ+カブ)を組み合わせ名前が「おいちょかぶ」・・・話がそれそうなのでこのあたりで止めます。

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↑京都鶴屋鶴壽庵「重陽」

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↑栗入りきんとん、粒あん

いまの話で「0(ぜろ)」って陰陽思想で出てくるのかな?
陰陽に別れる前の状態なのかな?
混沌(カオス)の状態という意味。
陰と陽は、受動的な性質、能動的な性質に分類することであり、善悪二元論とは違う。陰が悪、陽が善ということではない。
混沌だけでは、この世は動かない。陰と陽に別れることにより動く。それがこの世の姿。
太極図というのがありますね。陰の中に陽があり、陽の中に陰がある。あの状態が我々の住む世界。
ひょっとして、混沌に対する世界もあるのかも。
それが「0(ぜろ)」なのかな?
こんなことをまだ暑いいまの時期に考えるべきでないかもね。

旧暦の重陽(今年は10月28日)の頃ぐらいに考えましょう。

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運転手さぁ〜ん、ただ乗りしてますよぉ〜 [風景]

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市バスに乗ったら、車内でトンボが飛んでいた。
その時、乗客は地元の高齢者が多かった。
そんなこともあるのか、トンボが飛んでいても、横にとまったりしても驚かない。
さすがだ。若い女性なら大騒ぎになる所だ。

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捕まえていっしょに降りてやろうかと一瞬思ったけど、捕まえるためにバタバタするのもねぇ・・・。
ひゅっとしてトンボはトンボで行きたい停留所があるのかもしれないしね。
これがセミならちょっとうるさいだろう。
蚊でも困る。
昔、病院に入院している時、病室で蚊にさされた。痒いのでナースステーションに行き「蚊に刺さ、痒いのです。ムヒかなんかないの?」と言ったら、「ない」との返事。もっと言ったら皮膚科に紹介されたのかな・・・。整形で動けない状態の時、手の届かない場所だったら、痒くて地獄だっただろうな。痛いのは、太股を鉄串で貫かれた以上なら堪えられるけど、痒いのは堪えられないです。
以来、入院には「虫刺され」「痒み止め」を持参するようにしています。

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昨日、写真の通りを歩いた。
歩きながら、電線の多さに妙に感心した。
だから、カメラを取り出し撮影。
これだけ電線が張り巡らしてあったら、ミサイルが飛んで来ても大丈夫かもね。

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京都の古い町には、町内毎にお地蔵さんがある。
地蔵盆が先月あったことから、どのお地蔵さんもメイクがバッチリ。
中にはトホホなメイク地蔵もありますが、それはそれで味わいがある。
これってコレクションしてみようかなぁ。
面白いかも。

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今日の記事は、なんていうこともない内容。
でもなんか面白い。
徒歩で当てもなくブラブラするのもたまにはいい。
思わぬ所に広いものがいっぱいあります。

※今朝は、記事をアップしたつもりになっていた。あんなに朝早くから仕事の電話に応対していたから調子が狂ってしまいました。

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トマトとダイコン [社寺]

父とランチを食べながらやデパ地下を歩いていて、トマトとダイコンの話をしていた。
彼は、いつもトマトやダイコンを買います。
どうやって食べているのか聞くとトマトは、生で冷やして食べ、ダイコンはおろしてちりめんじゃこで食べている。

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↑本日の写真は、いつもの智積院。

トマトやダイコンの美味しそうなのを選んであげるのです。
父が「なぜ、そんなに慎重に選ぶんだ?」と聞く。
「食べ物を選ぶ場合は、食べ物と会話をしながら選んでいるからだ」と京男。
声には出さないけど「こんにちは。君何処からきたの?いい顔しているね。ちょっとお尻を見せて。肌はどうかな。大事に育てられたのね。いつからここで出ているの?そういう風に会話すると栄養素が高まるんだよ。美味しくなってくれる」なんてね。
怪訝な顔をされた。
「貴方は、食べ物に愛をもって接してないなぁ。だから糖尿病になるんだよ」

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父親に「なにが目的でトマトやダイコンを食べるのか」と質問した。
栄養があるからと答が返ってきた。

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トマトは、生食なのね。
父「ヘルパーさんに皮を剥いてもらって、スライスし、食べている」
私「自分で剥いたり、切ったりできない?」
どうもそのあたりが人に甘える所がある。
さらに聞くと、ヘルパーさんは、週に2回来るのです。
つまり、切った状態で保存しているということなのか。
それといつも思うのは、トマトの保存方法。
「トマトは、冷蔵庫に入れて保管しないのを知っている?」と私。
父「?冷蔵庫で保存するのが当たり前じゃないか」
「違う。冷蔵庫で保存すると良くない。トマトから出るエチレンガスが他の野菜を早く熟させてしまのよ。トマト自信のためにも冷蔵庫はよくない。冷暗所にヘタを下にして置いて保存がいい」

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何が目的でトマトを食べるの?
「栄養が・・・」と父。
なにかのテレビを観たのかな?
「トマトは低カロリーでさまざまな栄養成分が豊富な健康野菜。美肌効果や風邪予防に役立つビタミンC、老化を抑制するビタミンE、塩分の排出を助けるカリウム、腸内環境を整える食物繊維などをバランス良く含んでおるのよ。それを誰かに聞いたのかな」
リコピンが目的なの?リコピンは、活性酸素対応の栄養素なのよ。活性酸素ってわかる?人間は、動くと呼吸し、酸素を身体中に送る。そして燃やす。でもすべて燃やしきれず活性酸素という状態のモノが残る。これが身体の細胞を傷つける。それが老化や動脈効果、生活習慣病を引き起こす。
活性酸素を発生ささないためには、できるだけ呼吸をしないことやね。できたら水素を時々吸えばよろしい。これは、ウソです。

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このリコピン、トマトを生で食べるあまり吸収されないのよ。残念やけど。
トマトジューズやトマトペーストやトマトピューレを使った方がいい。ケチャップをチューチューするのは、あかんよ。

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次はダイコン。
父はダイコンをおろしてちりめんじゃこや桜エビなんかと食べるのが好きみたいです。
目的は「栄養があるから」なんだそうです。
聞くと、またまたヘルパーさんにダイコンをおろしてもらって保存。
三日間ぐらいで食べているそうです。

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ダイコンおろしを三日間かけて食べる?
ダイコンの有益な要素は3つ。
1.ジアスターゼ/食べたものを消化吸収するのを助けてくれる。天麩羅を食べても胸焼けするのを防いでくれる。いつか食べた安い天麩羅でたくさんダイコンおろしが付いていたでしょ。あれは、業務用のダイコンおろしで水分と繊維はあるけど、ジアスターゼは働いていない。だから胸焼けしたのよ。この話を聞いて父親は、業務用のダイコンおろしがあるのを知った。ショックだったみたい。

2.イソチオシアネート/香りや辛味の成分。これはガン予防になったり、細胞を若々しく保つように刺激してくれるのよ。

3.ビタミンC/これも結構多く含まれるのよ。

ただし、ダイコンおろし中にこの三要素が保持されるのは、15分なのよ。だから三日間もしたら水分と繊維ぐらいしかない。
それなら業務用のダイコンおろしで十分。最近チューブ入りのダイコンおろしがあるけど、あれは消費者向けの商品ね。

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結論は、自分でダイコンをおろし、おろしたてを食べるのが一番身体の為にいいのよ。なんてことを話していた。
きっと勝手つんぼ状態なので聞いてなかっただろうなぁ。
結構話したのになぁ。

後ろから着いてきたら漫才みたいだろうな。
そうそう、本日の写真は昨日の写真なんだけど、本文と全然関連性ありません。
すんませんなぁ・・・。

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急に秋が来たような・・・ [風景・和菓子]

昨日は、窓を開けていた。
一昨日はクーラーだったのに・・・。
急激な気温の変化に身体がビックリしている。

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↑蓮の実

そんな気持ちのいい日だったのに、父親と病院。
それも早い予約なので、8時台には、タクシーに乗っていた。
大きな病院は、疲れます。
しかも父親といっしょだし。
診察室に入る時「いらんことを喋ってはいけない」と強く言う。
それでも私と主治医が話している時、話に寄ろうとする。
そりゃ自分の病気なんだから、いいのですが、主治医さんを混乱させるような話をされると困ります。

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色々な話さないといけないことがあり、こちらは真剣に交渉しているのに、横からチンチン感な話をしてくる父。
病院が終わったら、薬局だ。
また、父親がどうでもいいことを喋る。
きっと自分の病気の症状が不安なんだろうな、色々な人に喋りたいようです。
気の小さい男です。
交渉というのを彼はやってきたことがないのかも。
ある意味幸せな人なんだ。
私なんか交渉ばかり、病院や介護関係、その他実家に出入りする人達に指示を出していくのです。父親は、そんな私を「悪い奴」と思っているだろうな。
変幻自在だもの・・・。
小さい時は、人と話すことが苦手な大人しい男の子だったのにね。
いつも父親に「お前は、対人関係はだめ、勉強もできない、集中力や根性がない」といつも叱られていた。この私に「集中力や根性がない」といまだに思っているかも。
確かに小さい時は、無口な少年だった。気配もない。気配がないのはいまでもかな。

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↑二條若狭屋「初萩」

病院、薬局からランチのため四条河原町近辺へタクシー。
ランチを食べながら、「iPadの台が欲しい」と父親。
もう・・・ならヨドバシカメラ方面に行ったらよかった。
いい経験だから市バスで京都駅に行く。
なにがいい経験かというと観光客が大きな荷物を持って乗っているバスを経験させてあげたかった。もちろん、私が急に老人になるのを父親は目撃した。高齢者の気を全身から発散させるのです。顔色も悪くなり背中も曲がり、目から光りがなくなるのです。すると普通の人間なら席を譲ります。まず父親を座らせ、私も座る。その手際に父親はビビっていたと思います。
気って面白いですよ。「若い気」「弱い気」「強い気」「透明の気」「老人の気」「怖い気」をコントロールできることに気が付いた。まだまだ実験中。

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↑葛、白こしあん

ヨドバシカメラでiPadの台を探す、あまりないのですが、充電コードをつけたまま台に乗せられるかとかを台を持って、Appleの売場に行って確かめ、収まると確認して購入。ポイントは手数料としてゲット。
次ぎに補聴器が欲しいと言い出す父。仕方ないから売場を見る。何に使うのかと効くとデイサービスで隣のおばあさんと会話する時用らしい。若いスタッフとは問題なく会話できるらしい。要するに若い女性となら会話ができて、ばばあとはできない。それって耳の問題じゃないよね。

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↑亀屋良長「朝露」

まあ、欲しいのなら自分で買いなさい。
ここでもポイントゲット!
それから、伊勢丹で食料を買い、タクシーで帰宅。
私と一緒に乗ると着物割引なので長距離の場合は得なんです。
私が先に降りても有効らしい。

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↑きんとん、黒こしあん

家に帰ると夕方近くなっていた。
でも昨日は、クーラーなしでも涼しかった。
このまま秋になるといいんだけどなぁ・・・。

和菓子

和菓子

  • 作者: 中村 肇
  • 出版社/メーカー: 河出書房新社
  • 発売日: 2013/01/26
  • メディア: 単行本


↑これから暫くの間、京男の和菓子本のお知らせをします。詳しい説明は1月27日の記事をご覧ください。(色のかわっている部分をクリックすると表示されます)

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