映画のような景色 [風景・和菓子]
↑巽橋あたりの風景
昨日もデパ地下に買い物に行った。
近所にスーパーがないから仕方ない。
昨日は、市バスに乗って行ったのですが、市バスに乗ったら私だけだった。
外の風景も人がとても少ない。
市バスで走っている時は、小雨模様だったから余計、人が出ていなかったんだろう。
↑辰巳大明神
昔の映画でこんな無人の街のシーンがよくあった。
例えば
『アウトブレイク』主演ダスティン・ホフマン
『渚にて』主演グレゴリー・ペック
『地球最後の男、オメガマン』主演チャールトン・ヘストン
『ゾンビ』ジョージ・A・ロメロ監督
『復活の日』小松左京著
↑狐に見えるけど、ほんまは狸。
↑このあたりは、狐や狸がいっぱい営業したはります。
いつもなら人が多くてごった返している場所で、人がいないのは不気味。
デパ地下でも昔、工事のために休日の時に入ったことがある。曲がりくねった迷路のようなバックヤード、それも人がいない場所を歩くのはとても怖い。
妙にマネキンがあったりするから余計怖い。
空調が通常と違うので、妙な匂いがする。建物が死にかけているような匂い。
市バスも自分だけだったら、怖いですよ。
運転手さんはいるからいいけど。
新幹線だって他の人が乗っているから安心できる。もし車両に独りで夜だったら、この列車は何処に行くのか・・・なんて思う。
エレベーターだって1人で乗っていたら不安になりますよ。
ドアが開いて真っ暗だったら、ちょっと怖い。
フト後ろを振り返ると老婆がしゃがんでいたりしてね。
まあ、本当に見える場合があるのですが・・・。
↑本家玉壽軒「さつき」
京都市の街中・・・それも繁華街といわれる場所で人が歩いていなかったら、本当に怖いですよ。魑魅魍魎が這い出してくる感じですからね。
歴史的にすごい事件がいっぱい起こった街ですから。
ひょっとして、京都市は、そういう路線で観光化して行くのもいいのかな?
巨大なお化け屋敷。
ビルなんかも朽ちるに任せて・・・。
考えるだけで怖い。
本物の怖さ。
小松左京の『復活の日』の朗読を聴きながら歩くからいけないのか。
いま聴いても結構怖い小説ですね。
この話しは、宇宙からきたウイルスが漏れ出す話。
↑雪平(羽二重)、白こしあん
なにはともあれ、人がいない京都の街は、いろいろなイメージを膨らましてくれます。小説でも書くといいかもね。
↑京男の和菓子本が新装版になりました。初版を出版した2013年1月26日時の記事と新装版が出版した2018年1月19日の記事をご覧ください。
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