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「オーストレッグ」?? [モノ]

そろそろ暑くなって来た。
今年は、酷暑になりそうな予感がする。
とんな時にマスクかよ!
新型コロナさんよ、夏は流行を遠慮しなさい!
そういえば今週になり、京都市内で33度の気温になってきた。
屋外を歩く時は、マスクを外しております。建物や乗物の時は、空調が整っていたらマスクをするというようにしています。
専門家の方、しっかりルールをハッキリしなさい。皆がマスクしていて、行列を2メートルひらけるなんて、矛盾しませんか?レジのビニール張りもです。

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↑向かって左が古い扇子ケース、印伝のトンボ(蜻蛉)柄。印伝ということで鹿革なので手触りはすごくいい。ただ扇子の型崩れを防ぐという機能はは期待できない。

本日の記事は、扇子のケースの話です。
扇子を新調しました。もうひとつのタイプは、まだ出来上がってきていません。
でも従来の扇子ケースでは、扇子が傷むのです。
大切な扇子が傷むのは辛い。もちろん、経年劣化はしかたないのですが・・・。
扇子をカバンに入れ、持ち歩くと、歪んでしまったりするのです。
ずっとその問題をどうするか、考えていた。

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↑向かって左のように型崩れするのです。

扇子作家の紀波さんと話した時「ハードケースを作っている」と聞きました。
同じような悩みを持っている人が結構おられるのかも。
ハードケースを革で作り、口金をがま口のようにするのだそうです。
お話しを聞くと、色々な革を試されているらしい。口金もオーダーなんだそうです。

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↑左が印伝、右が新型ケース

「日本刀の拵(こしらえ)で鞘に鮫革を使いますが、鮫革はある?」と質問してみました。作家さんは、試みたそうです。本当は鮫ではないらしい。あれ硬くてすぐにカッターの刃が傷むらしい。そうなんだ。日本刀の等身を保持するためにいいのがわかる。あれは、金属の使用を抑えた分は、鮫皮で補った。鮫皮を巻いてその上に黒・藍・朱などの色漆をかけ、それをさらに砥石で研ぎ出して装飾文様を浮き出させる「鮫鞘」である。堅固で美しく、しかも異様な雰囲気を醸し出したのですぐに広まり、室町時代の中頃には普及した。鮫鞘には雨天下で湿ると締まりすぎて刀が容易に抜けなくなることがあるという欠点があったが、その装飾上における特長はこれを看過するに足るものだったそうです。でも刀が抜けなくなったらちょっと困るだろうな。VIPは自分で刀を抜いたりしないのでしょうね。

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↑口金は、真鍮でがま口のように開閉します。革がオーストレッグ。硬くてしっかり中身を保持してくれます。

中身をしっかりガードしてくれる革ということで「オーストレッグ」というのがあるとおっしゃった。
「オーストレッグ?」よくわかりません。最初「オーストリッチ」だと思っていた。
オーストリッチというのは、ダチョウの革です。毛穴がプツプツとある革です。財布とかバッグでご覧になったことがあるかもしれません。
私は、最初それだと思った。
で、聞きました。知らないものは知らないし・・・。
「オーストレッグ」というのは、ダチョウなんですが、ダチョウの足の皮なんだそうです。
とにかく丈夫なんだそうです。
ちょうど手持ちで在庫があったそうなので、作ってもらいました。
口金も真鍮でオーダーで作ってもらったものなんだそうです。つまりすべてオーダー。すごいでしょ。

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↑形がピッタリ!7寸5分が収まります。

こうやって見ると爬虫類の革みたいでしょ。これがダチョウだと想像できない。
鳥類って爬虫類と近い存在なんだ!
昔、私のウエスタンブーツをブラックリザードで作ったことがある。

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↑こうやって見ると鳥って爬虫類に近いと思います。だから好みが分かれるかも。

今回の扇子ケース、この仕様は、私が第一号なんだそうです。
値段・・・給付金で二セットぐらい買えます。(笑)
よう考えたえら、今月は「父の日」だ。自分の中の父にプレゼントということで・・・。父親に、あの方にはこんなモノは勿体ない。理解しません。
子供達もこんなレベルのモノを考えつかないでしょうね。

※そうそう本日6月10日から23日まで、日本橋三越本店本館5階ギャラリーライフマイニングで「手わざの夏 しつらいと装い」が開催されています。久保紀波(扇子・その他雑貨)/アトリエ・Kinami、石塚智之(墨絵)/アトリエ・Kinamiが展示されています。
東京方面の方は、見に行くといいかも。給付金を持って行くと使ってしまうかも・・・。(笑)

和菓子

和菓子

  • 作者: 中村肇
  • 出版社/メーカー: 河出書房新社
  • 発売日: 2018/01/22
  • メディア: 単行本


↑京男の和菓子本が新装版になりました。初版を出版した2013年1月26日時の記事新装版が出版した2018年1月19日の記事をご覧ください。
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実山椒 [食]

実山椒がデパ地下の売り場で売っている。
今回は、実山椒だけを楽しむように作ってみた。

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実山椒の下処理は、ひたすら忍耐。
実だけを取るのです。
これをチャンとしないと枝を食べることになります。
枝は、山椒の味はしない。
だからお掃除をする。

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↑これだけ枝があります。これは食べられません。

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↑掃除完了

今回は、京女が有給休暇中だったので彼女にやってもらった。
京男の手は汚れませんでした。(笑)

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実山椒を茹でます。
たっぷりのお湯を沸騰させ、その中に実山椒を投入。
塩は、適当に入れます。
冷凍庫で保存する場合は、塩は必要ないかも。

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私は、お湯が沸騰してから約5分ぐらい茹でる。
色を綺麗にするため、氷水にいれて、1時間から半日ぐらい置く。
時間は、痺れる感じをどれぐらい残すのかによります。
私は、痺れるのが好きだから1時間ぐらいでやめます。

その後、ちょっと濃いめの出汁で炊いてみました。
麺汁の元なんかで炊いてもいいかも。
私は、薄めにして出し汁に半日ぐらいつけておきました。

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↑蒸し野菜にちょっと添えたり、フライを食べる時のアクセントにもいい。鰻に添えるという王道的な食べ方もある。鶏のソテーなんかにもよく合う。

この状態で付け合わせ的に味付き実山椒を楽しみます。
もちろん、じゃこといっしょに炊いてもいいですよ。

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↑昨晩(8日)のオカズにも炊いた実山椒は入っています。ただ辛いだけでなく、シビレも楽しめます。

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私も仲間かなぁ・・・ [モノ]

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↑なかなか可愛いパッケージ

気温が30度近くなって来ている。
こうなったら、屋外を歩く時は、マスクは外している。
決定的に涼しいマスクと出会っていない。
無理なモノは無理かも。

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↑このように入っております

そろそろ涼しい風を送る仕組みが欲しくなった。
昨年は、小型のファンを改造して使っていた。
ただ、あれは音が五月蠅いのと、優雅さに欠ける。
今年は、扇子を携行しようと思った。
愛用の扇子がどれも傷んできて、修復が難しい。
新しく手に入れようと考え出す。
すると手に入ります。
扇子作家さんに、メールで問い合わせをした。

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最後は、電話で長時間話させてもらいました。
で決まったのが本日の扇子。
私が好む扇子は、どうやら高座扇子という種類のものらしい。
「高座」という名の通り、落語や歌舞伎で使うような種類らしいのです。
扇子を開いたり閉じたりする時、パチッと閉じられるのがいい。
サイズは、7寸5分 (約23センチメートル)、落語家さんならこの扇子で落語の見立て道具として使われるアレです。箸、筆、タバコ、徳利や杯、しゃもじ、刀、釣り竿‥‥等々、様々なものへの見立てとして使う。骨の数も少ないのです。

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アトリエ・Kinamiも結構付き合いが長いかも。いつからなのか憶えていません。いつもなら京都市内で個展をなさったり、百貨店の催しの時、お会いしたりします。最近、実際にはお会いしていないかも。
でも色々情報交換させてもらっております。

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↑猫がおります

アトリエ・Kinamiさんは、東京なんですが、扇子は京都市内で仕立てておられるのです。そういう意味で、京扇子ということになるのでしょう。
そういえば私の住んでいる当たりは、扇子の各工程の職人さんが多いですね。数珠の職人さんも多いです。子供達の友達の家業が職人系の家というのも結構あります。
双子君の中学の級友で家業がヤクザという家庭もあります。お父さんは別荘住まいとか・・・。家に幽霊が当たり前のように出る家庭というのもあります。これは、聞いて行くと結構京都の場合あります。さすがは古都京都でしょ。

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↑楽しそうでしょ

この扇面の絵は、紀波さんのご主人が描いておられます。
ユーモラスな絵が好きなんです。
今回の絵は「百鬼夜行」
最初は、縁起物で行こうかと思ったけど、7寸5分 がなくて、「百鬼夜行」になった。
私も夜行のグループに入れてもらおうかな・・・。

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↑パッケージについていた絵。狸がかわいい。

別の絵柄でバックアップ用の扇子もいま仕立ててもらっております。
出来上がったらまた記事にしますね。

それから、扇子のケースも今回作ってもらいました。
それは、次回紹介します。

和菓子

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  • 作者: 中村肇
  • 出版社/メーカー: 河出書房新社
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マスク考 [モノ]

基本的にマスクは嫌いです。
できればしたくない!
ただ、建物に入る時や交通機関に乗る時は装着する。そういうのが暗黙の了解のような状態になっている。
真夏日が続き、過酷な状況でマスクをエチケットレベルのために装着するのはいかがなものか?新型コロナは、飛沫感染でなくモノ感染なんだけど・・・と言っても理解してくれないだろう。
手作りのマスクもみんさん楽しんでおられるように思う。
女性のカラフルなマスクが女性下着に見えてくる、私は変態なのか?
洗濯して干してあるカラフルなマスクを盗むやつがでてくるかも。
捕まった犯人から応酬したマスクがいっぱい並べてある報道が見えるようだ・・・。
中にはネットで使用済みマスクを売る奴もでてきたりして・・・。
妄想がどんどん広がって行く。

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↑麻素材のマスク。涼しげ・・・。

どうせなんちゃってなら、涼しいマスクをと探している。
マスクって難しいですね。

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↑内側は綿。このマスクが私の顔に合っているように思う。マスクって真剣に考えると難しいものですね。

それとマスクを外す時があります。
その時、マスクをどこに置くのか?
ちょっと気になった。
帽子の中に突っ込むのもねぇ・・・。ポケットにしまうのも・・・。
京男Jr.1は、外さず顎にずらすと言っていた。
食事の時にそういう状態はちょっといややなぁ・・・。

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↑マスクケース、マスクを収納するためのケース。

こういう袋を見つけた「soil」。
袋の布に石川県産の珪藻土をポリエステル糸に練り込んで作ってある。それと中に珪藻土の粉が入った袋もついています。すこしでも乾燥し、清浄に保てるようです。

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↑素材が珪藻土の粉をポリエステル糸で作ってある。湿気を素早く除去してくれるかも。

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↑布マスク数枚収納可能

マスクもいろいろ探っています。
現時点でもお気に入りは、麻のマスク。
涼しげです。涼しいかどうかはわかりませんけど。
でもアベノマスクよりはましか。
アベノマスクなぜもう少し工夫をしなかったのか?国産でしっかりしたモノを作ればいいのに。日本の技術力を世界に示すいい機会だったのに・・・バカですね。予算を使うことしか考えない。きっと「下々は、何かをやれば、支持率が上がる。フフフ」とやったのでしょう。

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このマスク騒動は、後2年は続くでしょう。
社会がいつの間にか「覆面社会」になってしまった。街を歩く人が皆マスク・・・気持ち悪いですね。いっそ日本らしく能面なんかにしたらどうやろ。
夢に見そう・・・。

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真夏日の湯豆腐 [食]

先日、父親と外食をする日だった。
今回は、京女が有給休暇を消化するための休暇だったこともあり、三人で墓参りをした。春先から新型コロナ騒ぎで墓参りどころでなかったのです。

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↑豆水楼祇園店「ふき味噌と豆腐」

朝、電話で「墓参りしない?」と伝え、父親の体調がいいようなので、墓地で集合となった。墓地で集合というのも変かな?
墓地まで、我々夫婦は、徒歩で十分ぐらいなんです。
花屋でお花を作ってもらい、行った。

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↑先附

墓地に着き、掃除とセットアップしていて、お水をくみに行くと父親が本家の墓から降りて来た。「出た!」と思ったけど、よく考えたらまだ死んでいなかった。
曰く「早く着いたので、本家にお参りに行ったとのこと。
危ないなぁ・・・。墓地で転けたら大変なのに・・・。

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↑湯葉とコンニャク刺身

まあ、集合できたので、お墓参りをした。
久しぶりだった。
墓地では、マスクをしなくていいから快適だった。
どうも最近の意味不明なマスク着用は疑問だ。
マスクで、感染防止できる分けないのに・・・。
最近では、エチケットなんて言っている。意味が理解できない。
気温が30度越えて来たから、いい加減にしないと熱中症になるかも。
マナーのためなら死んでもいいのかな?日本人はバカですね。
口の周りに湿疹ができたらどうするんだ。
顔でマスク形に日焼けしないで白く残ったら、カッコ悪いだろうなぁ・・・。もっとも冬でもマスクしていたら目立たないか。
なんて考えておりました。

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↑湯豆腐の鍋、しまった!開けた状態を撮ってない!

さて、無事お墓参りも終わり、ランチタイムとなる。
父親は「萬養軒で食事しよう!」とおっしゃった。エスカルゴが食べたいのだそうです。エスカルゴ?でんでん虫だと理解しているのだろうか?まあ、もうすぐ梅雨だからでんでん虫もいいのかも。いっそでてきたら料理してあげようかな?私ならでんでん虫よりアワビをエスカルゴバターで処理するけどな。

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↑湯豆腐・・・私は好き

次に鳳泉あたりで中華料理と来た。芸が無い。
東洋亭でハンバーグ?行列を私がする訳ないのに・・・。却下。

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↑豆腐田楽

もりもり寿し・・・私は握り寿司はあまり好き出ない。
廻っている寿司は目が回る・・・。
言うだけ言わせ、やっぱり湯豆腐がいいよぁ・・・。と誘い水。
「食べられるのか?」と父。
墓地からお店に電話。
席は、ありました。いまぐらいに混んでいる訳がない。観光客は殆どいませんからね。ただ、坂を登ったり、タクシーで移動も大変だから、近場にする。
すべて、計算してあったのです。
はっきりいって、家で既に予約してありました。
食べるモノも。その程度のことをやってしまう京男であります。

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↑天ぷら、精進ですね。

いつもバスでお店の前を通っていて、暖簾がかかっているから営業しているのだろうと認識しておりました。
木屋町の店は、以前父親と行った。でも彼は憶えていない。

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↑ご飯は、お茶漬け風

すべては、計算されております。
お店は、町家を改造したモノ。
蔵がイス席になっていた。
欠点は、凸凹が多いから父親のような老人にはちょっと危ない。
玄関にイスもないしね。
せめて手摺りぐらい欲しいものです。

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↑豆乳シャーベット

お料理は、写真のような状態です。
お豆腐は、食べ放題なんです。
だからといってアホほどお豆腐を食べないけど・・・。
お料理の説明もしてくれたけど、しっかり憶えていない。
どうも父親といっしょだと気が回らない。
でもお正月の食事に子供たちといいかも。

我が家の子供たちは、お豆腐とお揚げさんでそだったようなものだから、肉でなくてもいいのです。
今年の正月は、肉だった。
肉もいいけど、本日のような感じもいいと思うな。
とりあえず、父親は大満足でした。
硬くて食べられない・・・というのも豆腐なら問題なく食べられるしね。

和菓子

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甘露な竹 [和菓子]

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↑鍵善良房「甘露竹」

久しぶりに鍵善の「甘露竹」を食べた。
何かというと青竹に水羊羹が入っているものです。
食べる時、節の底をきりで穴を開け、空気をいれるとツルッと出てくる。
それを黒文字で切っていただく。
まあ、口でチューチュー吸ってもいいけど・・・見栄えが悪い。
お嬢さん育ちの京女は、鍵善のモノでないと食べないのです。
贅沢な・・・。
爽やかな竹の香りが水羊羹に微かにするのもいい。

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食べ終わったら、竹をバリバリ食べる・・・はできません。
勿体ない。

食べ終わった竹をどう使ったらいいやろ?
・筒にして入浴する時、湯船で潜った時、呼吸するのに使う。そうやって忍者の修行をするのです。
・糸電話を作る。
・鹿威しの作成
・子供用青竹踏み
・ヌンチャク
・竹とんぼ
・鬼化した妹の口枷として使う?
なんて考えておりました。

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これは、デパ地下で見つけたハチクです。

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値段を見て、すごいと思った。
先月、ハチクをたくさんお送りいただいたのです。
私の近所に筍なんてのは生えていませんからね。
お送りいただき、ありがとうございました。

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大きくなあれ・・紫陽花 [風景・和菓子]

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まもなく京都市内も梅雨になりそう。
湿度が高くなり、蒸し暑くなる。
今年は、コロナの件もあるから梅雨もいいかも。
だけど・・・マスクが蒸し暑い。

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先日いつもと違う墓地経由で智積院の境内に行った。
この墓地コースは、あまり通らない。
墓地が怖い?まさかね。
でも幽霊が・・・昔と違って土葬じゃないから、火の玉なんてのもでない。
どうも最近、ロマンチックでないですね。
猪や猿は出没するらしいけど・・・。

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最近、幽霊をよく見かける。
夜じゃないです。
昼間。
乗客が乗っていないバスに1霊ポツンと乗っていたりする。
なんか用事があるんだろうな。
交差点にたたずんでいたりする。
橋のたもとで・・・。

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昨日、京女とバスで見つけたら、座ったはる席に行って、膝の上に腰掛けたらどうなるだろう?と話していた。
そうか2人で板挟みにするとか・・・。
そっと観ていて降りる時、Suicaの霊をピッとやるのかな?
運転手さんは、感じないのかな?
最終便で乗客が乗ってない時、後ろの方の席に座っているのに気付かないのかな?

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それとも、最近、時々マンション近辺で見かける狸かも。
その場合は、現金だけど、チケットで後で木の葉に変わるとか・・・。
なんて・・・いろいろ考えながら墓地をトボトボ歩いておりました。

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そろそろ紫陽花のシーズンなんです。
なんか急に話が変わった。
本格的に紫陽花は咲いていなかった。

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新しく紫陽花が植えられています。
ダンダン大きくなって、来年ぐらいにいっぱい咲くんだろうな。

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↑長久堂「七変化」、この意匠が好きなんです。

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↑淡雪かん、味甚かん、赤こしあん

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越境ランチ [洛外・食]

先週末、豚アバラ甘酢が突然食べたくなった。
午前11時のことだった。
京女も食べたくなっていたと思う。
そうなると動きが速い。
シャワーに入り、頭のセット、そして着替え。
バスに飛び乗り京阪電車へ。

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↑萱島民生「砂ズリ醤油煮」

午後1時にはお店に入れた。
前回は、一ヶ月前に来ている。
あの時は、水ギョーザがテーマだったな。

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↑イカ天ぷら、京女の好物

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食べたくなったら、絶対食べに行く。
感染リスクがある?
そんなバカなことは起こらないのです。
私は、対ウイルスバリアが意識で張れるのです。
コロナ程度では、私の食欲は止められない。

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↑焼餃子、私は水ギョーザの方が好き。

私がまだサラリーマンだった頃、会社のランチを給食弁当にしようと社長が言い出した。あの時、会社を辞めかけた。場所も大丸の近所だったから私にとってタバコを買いに行くのに便利だった。京都で京都大丸しか売ってないタバコを吸っていたからだ。仕事より嗜好品を優先する変な男であります。それに妥協は無い。

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↑青菜と豆腐炒め、豆腐って厚揚げのことだった。

先週、父親とランチを食べに行った時、「かつくら」でトンカツを食べようと言い出した。満席で接客係が外でお並びくださいと言いやがった。父親に「私はこの程度のメニューで並ぶことは出来ない。「どうしても食べたいなら、あなた1人で並んで食べなさい」と言って立ち去りそうになった。
そのあたり、父親は私の事を理解していない。よく考えたら、母親と同じパターンなのかも。声も大きかったし・・・血圧も高かったし・・・悲しい母親の血なんだ。
もっとも父親の血をもらったら、糖尿病という誠に不名誉な病気になっていたかも。
母親の高血圧&肺ガンの方がよほどいい。
あの時、父親をひっぱって他の店に移動しました。

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↑豚アバラ甘酢

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↑美しい!

さて越境ランチに戻ります。
京阪特急の中でもう食べるメニューを組み立てておりました。
それが本日の写真。
父親といっしょじゃないから、写真が綺麗でしょ。
食べる人によって画質が変わる。
イライラすると写真が綺麗で無くなるのです。
写真ってとてもデリケート。

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↑アメイモ

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↑素早く水にいれないと飴でイモがひっついてしまいます。

この日は、アメイモがどうしても食べたかった。
このお店のは、水につけ、表面をパリッとして食べる。
これがいいんです。
昔なら、この程度じゃなく、もう1、2品食べたのに・・・ちょっと悲しい。
また越境します。

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少しずつ [風景]

タイトルを書いて居て・・・「少しずつ」と「少しづつ」どちらが正しいのか?
何気なく使っているけど、さてとなると分からなくなる。
文部科学省の「現代仮名遣い」では「ずつ/づつ」に関しては原則として「ずつ」を使うように、となっているそうです。
でもこの言葉は「づつ」のほうが古くから使われているので、「づつ」を使ってもいいとなっています。ややこしい。
まあ、統一というのも味気ないね。

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6月になってから、近くの学校も少しずつ動き出してきた。
いくら何でも始めないとね。
始まったら始まったで、色々な問題が出てくるのでしょう。
でも先に進むしかない。やってみないと分からない。
スクールバスも本数が増えて来た。
これは助かります。
いままで田舎のバスのような状態でした。

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街中も人出が戻ってきた。
でも恐る恐る・・・・。
腫れ物に触るような状態。
何かあれば、また元通りに戻る。
疑心暗鬼の状態。
ストレスが多いですね。

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↑智積院もやっと拝観再開

そういえば、デパ地下が狭くなってきた。
通路が狭くなっている。しかも人が増えてきた。
歩き難いです。
レジも並んでいる。みなマスクをしているのに、行列を二メートルひらける?不思議。試行錯誤状態なんでしょうね。

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↑大阪梅田三番街「インデアンカレー」長いつきあいなんですよ。

日曜日、大阪梅田、三番街のインデアンカレーを食べた。
すごく久しぶりだった。
不思議なことに元のままだった。
お店がカウンターだけなんです。いまのバカな考え方からすると一つ席を空けて座る筈ですよね。それが詰めて座っていた。
それでいいと思う。一つ飛ばしで座るのは、止めた方がいい。テーブルを拭くのも普通通り。消毒云々もなし。
それが嫌ならお店に入らなければいいのです。
京都のカレー屋さんは、同じ条件で開けて座っている。テーブルをアルコールで消毒していた。
いろいろなお店の方針があっていい。なにが正解かわからない。やり過ぎたらお店が自滅しますからね。

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時の壁 [風景]

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またまた写真は、東寺です。
最近、どうも観光地に足か向かない。
なんだろう?
落ち着いて有名な場所に行かないのです。
もちろん閉館しているというものあるのですが・・・。

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京都の古い社寺の境内を歩くと不思議な感覚がすることがある。
先祖や子孫と時の壁越しに、連れ違っているような奇妙な感覚。
場所は同じ、違うのは時間だけ。
100〜200年ぐらいの時間の壁。

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この場所で私が考えた事がこの場に残留し、先祖や子孫と交流しているような感じ。
だからこういう場所に来るのかも。
贔屓君も妙に親しい感じがするのは、過去世でも来ていたからかも。
それとも未来の自分からのメッセージを受け取っているのか。
場所が同じというのは、なにか分かりやすい。
東寺は、そうそうレイアウトが変化しないですよね。

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贔屓君だって後、100年ぐらいはこの場所にあるだろう。
私は、もちろんいないけど、子孫が通りかかったり、あるいは生まれ変わった自分がまたウロウロしているかも。
そんな夢を数週間前に観た。かなりリアルな夢だった。
今ご縁のある人が違う配役でまた出会ってドラマを演じている。
輪廻の高次元的模様がなんとも美しかった。

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目が覚めて、枕元のPCを開け(いつもスリープ状態で待機させている)おそえている内容を書いて行く。結構、憶えているのです。
人間模様がひとつの紐のように織られて行くのです。

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だから、こういう古くからある社寺を歩くと刺激を受けるのです。
一種のエネルギーが渦巻いているのかも。

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変でしょ。
私にとっては普通なんですけど。
最近、メモ的な記事が多いですね。
まあ、写真だけ眺めておいてください。

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タグ:風景 京都
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