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節分・・・幼少期の混乱 [風景]

以下は昨日、父親に説明した内容を記事にいます。
幼少の時、節分が楽しみでした。
吉田神社で大規模な露店があるからです。
小遣いをもって、思い切り食べたり、遊んだりできる。

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↑聖護院門跡にいた鬼さん

疑問だったことがある。
吉田神社の大元宮に行く途中に河道屋の蕎麦屋さんが出店する。
おっさんの声で「縁起物の晦日そばは、いかがですか」と連呼している。昨日も同じだった。
「晦日そば」って大晦日の時に食べたじゃない。
なんでまた食べるの??
今日は、大晦日なの??

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↑サービスポーズをしてくれた

そして明けて4日は、立春で新しくなる?
ちょっと大きくなって「そうか旧暦のお正月なんだ。だから晦日そばなんや」と勝手に納得していた。
それから最近まで、その状態で来た。ちょっと恥ずかしいことです。
その後、中国の情報がたくさん入って来た。
中国では、「春節」というのがあり、民族大移動があるとニュースで知った。
「春節?」調べると「旧暦のお正月」なんだそうです。
旧暦を調べると今年は、2月8日が旧暦の元旦になる。

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↑吉田神社境内の河道屋

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↑中はこんな感じです。ここは中が坂になっています。

なら節分はなんなのよ!
お正月だと幼少期の頃、大人(たぶん両親)に聞いたと思う。
どうも残尿感が一杯なので、調べてみました。

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↑鬼のパンツ、きまり事なんだけど、なんか大阪のおばちゃんみたいで恥ずかしい。なんでやろ。バックがTバッグになっていたら締まるかも。だめか。いっそ褌の方がいいかも。

◆節分は、年に4回あった!
節分は、雑節(ざっせき)というもので、年に4回あるのです。
「立春」2月4日、冬から春
「立夏」5月5日、春から夏
「立秋」8月7日、夏から秋
「立冬」11月7日、秋から冬

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これは、年によって変わります。
立夏・立秋・立冬の節分は、忘れられているのです。
やるなら、
「立夏の前の節分は、柏餅をばらまく」
「立秋の前の節分は、かき氷をかける」
「立冬の前の日に、天津甘栗をまく」
というようなことをして、悪鬼(気)的なものを鎮めるのかな。

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冬から春への節分が日本人にとって一番印象的なので、だから「立春」が注目されたのかも。
旧暦の正月と4日しか違わないから、「春節」でやればいいのに・・・。
でもそんなことをしたら、鬼さん業界、豆業界、海苔業界、神社、お寺が困ったことになる?でも春節でやればいいだけじゃない。
中国といっしょだから嫌なんだろうか。
日本的には、バレンタインデーという日本独特の行事があるから近すぎるので、百貨店的な発想で、ダメ!となったのかな・・・。
なら棒状のチョコレートを恵方に向いて食べるというのはどうかな?
チョコレートのパイプ?に豆をいれて、フク(福)なんてのは、子宝が得られそうでいいと思うんだけどなぁ・・・。

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いかがですかみなさん!新しい風習を創ってみましょう!
なんてことを父親を話しておりました。
彼は、節分のことを全然しらなかった。
「恵方巻が食べたい」と言ったのには、わらいました。
吉田神社で巻き寿司が売っていたので、買って持って行こうと思った。
売っている人に「この海苔巻き切ったのはないの?」と質問した。
すると「この海苔巻きは、切らずに恵方に向かって食べると幸せになります」と仰った。父親には、一本は多いから切ってあるといいのにと思ったのです。
そこで「私は、幸福いらないのですが、切った巻き寿司が欲しいのです」と言ってしまった。よく考えたら変わった客ですね。おねえさん、すんませんでした。
だいたいやね。かりに一本持って行ったとして、歯の悪い父親が巻き寿司を一本そのまま食べるなんて無理、無理、絶対無理!ロールケーキなら行けそうだけど、くわえたまま、血糖値が上がって、そのまま倒れるかもね。バームクーヘンなんかを一本ならどうかな・・・。
昔、バームクーヘンを一本買いそうになったことがある。
あれを横から、ガブリといっぱら快感かもと思ったのです。
当時、ユーハイムで25,000円ぐらいしていた。買って買えなくはない値段だった。でも売場の女性が「箱がないです」と言った。ならしょうがないと帰りました。
でもいつかやってやる。
でもね。一口しか食べられないけど。
バームクーヘンについた歯形をみたら、幸福な気分になれそうな気がするんです。

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最後の方はしょうもない内容になってしもた。
スンマヘンナァ・・・。

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タグ:風景 京都
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