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結納の神? [社寺]

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↑光琳の梅

下鴨神社の御手洗祭りをやる御手洗川(川だったんだ!)の側にある梅は、「光琳の梅」のモデルらしい。
尾形光琳が「紅白梅図屏風」(国宝)に描いた梅のモデルだと言われています。
ほんまかなぁ・・・。
それほど綺麗にじゃないけどなぁ。
皆さん、ブランドに弱いですよね。

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この梅、花が小粒で写真が撮りにくい。
絵ならなんとかなるだろうけどね。

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↑相生社

下鴨神社の楼門そばにある相生社(あいおいのやしろ)は、縁結び専門なんだそうです。だから若い女性がいつもうろうろされている。「相生」というのは、「めでたいこと」という意味らしい。
横にある「連理の賢木(れんりのさかき)」という2本の木が1本になっているという目出度い現象らしい。
植物って結構こういう現象はあるけど・・・なんて言うのは無粋か。
祀ってある神皇産霊神(かむむすびのかみ)という神さんは、「結納の守護神」らしい。でも「結納」って死語に近いですね。仲人なんかも。

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参道を歩いていると気持ちいいですね。
立ち止まって上を眺めてしまう。
こういう森を拡張したらいいだろうな。
昔のようにとはいいませんが。

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↑河合神社に行くまにある小川をフト見ると結構大きな鯉が泳いでいた。綺麗な水だから泥臭くないから美味しいかも・・・と不謹慎な事を考えておりました。鯉の丸揚げって久しく食べてないな。骨までパリパリ食べられる甘酢仕上げにする。
「鯉の子まぶし」というのもあったな。あれは好きじゃなかった。

「まな板の上の鯉」という言葉がありましたね。
まな板の上にのせられた鯉は、ジタバタしない・・・。
そんなことないですよ。あれは板前の腕です。中華料理だったかな包丁の背で「コン!」となぐり失神させて、手早くさばいていた。その「コン!」の時、鯉の白目を剥いたのを思えております。
日本料理では、鯉の側線器を包丁で撫でて失神させるらしい。
中華料理の講習の時は、「コン!」と殴ったはりました。
可哀想に・・・。でも美味しくいただきましたけど。

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そういえば、私がまだ小学校の時、父の会社に出入りしていた業者さんが生きた鯉を持ってきてくれた。母親が困っていた。料理ができないのです。取りあえずお風呂に水を張り、泳がしてみた。でもそんな所で飼うとお風呂に入れなくなる。結局、母親が魚屋さんに持って行き、刺身にしてもらったと思う。
鮑がポストに入っていた事件も印象的だった。
ある日、家族で外出し、家に帰るとポストに異様なモノが入っていた。ビニールに濡れた石が入っている。今、思うと大きな鮑が2匹、足の方で引っ付いていた。生きた鮑なんか京都人は見たことがないから、一騒ぎ。下処理がわからず、家で飼う訳にもいかず、魚屋さんで処理してもらったと思う。

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ある時、生きた車エビが届いた。オガ屑に入って。生きていた。母親が「可哀想」と言い、塩水を作って入れてやった。勿論、機嫌良く(かどうかわからんけど)生きていた車エビが全滅した。あ〜あでした。
京都人は、そんなモノ見たことがないのです。実家だけかもしれませんけど。

京女の実家は、お父さんが酒飲みで今ぐらいの季節は、毎日、蟹を食べていたらしい。だから義母さんは、蟹をうまくさばくらしい。でも鶏は触るのも嫌らしい。
各家庭いろいろですね。

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タグ:京都 社寺
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