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ひょっとして同窓会なの?・・・2 [食]

昨日の続き。
こうやって見るとネパール料理って中華料理の影響をかなり受けていますね。
これがインド料理になったら、ご主人さんがだめなんだろうな。
焼きそばや餃子なんかがあるからなんとか食べてもらえた。
それと次の日、京都マラソン出場のお嬢さんも食べ慣れないモノを食べるというものね。
と考えながら、自分がいつも食べるモノを注文している京男だった。

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↑コテ(ネパールの焼き餃子)

昔の話は、あまりしなかったかも。
調理師学校に一年徹底的に調理技術を学んでいた時期でした。
かなり本気でフランス行きを考えていた。
フランス語もやっていた・・・ただ問題は、労働ビザだった。
観光ビザで行くのは簡単だけど、それでは意味がない。
でも学校に入った時点で、短大と大学、コピーライティングの学校も行っていた。
ということは、かなりの年齢になっているということ。
これ以上待てない。
学校に残らないかという話しもありました。
料理の先生ねぇ・・・。ちょっとイメージじゃない。
次の段階は、民俗学と食べ物の関係の研究を学びたかった。
また大学に入らないといけなくなる。
いくらなんでも、親が怒るだろう。

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↑モモ(ネパールの蒸し餃子)

たぶん同級生は、そんな事情を知らなかったと思います。
クラスも違っていたしね。
調理師の学校は、6〜7人の班で実習をするのです。
和洋中華を実習する。
同じ班の子たちを手足のように使って料理を作っていた。
なぜ?年齢が違っているのです。普通中学や高校を出て調理師学校に入学します。
私は、短大・四年生に行ってから入学なんです。
しかも、食べ歩きや、本をすべて読んでいた。当時「グルメ」という言葉もなかったのです。もちろん、ネットなんて存在しない。

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↑セサミナン、最近ナンをこのように切ってもらうことが多い。手を汚すのを嫌っているからでしょうね。油で汚れるとカメラが触れなくなるのが嫌なんです。だからナンでもお箸で食べるのですよ。

私の目標は、基本的な調理技術を身体で覚えることだった。
きっかけは、母親とケンカしたことから始まった。
母親が作ったハンバーグステーキを「こんなモノハンバーグやない!」と言ってしまったのです。あの母親に(ごぞんじないと思うけど、自分の料理に自身を持っていたのです)。
母親が怒って(怒るわな)「なにを偉そうに言っている。リンゴの皮も剥けないくせに、偉そうに言うな!」と言われた。
確かにそうだった。私はリンゴの皮が剥けなかった。包丁なんか持ったことがなかったのです。
そこで「確かに、オレはリンゴの皮が剥けない。学校に入学する」となった。

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↑ヒマラヤマッシュルームタルカリ、ヒマラヤマッシュルームって怪しいでしょ。ハイな気持になりそうで。でもそんなことはありません。いつもなら1〜3ランクの辛さの3なのに、ご主人に配慮して1にした。やっぱり3だよね。

学校に問い合わせに行ったら「あなたじゃないですよね」と言われた。
なぜか?長髪だったのです。一応美術系の短大と四年生だったので、そうなった。
仲間由紀恵のような髪の毛だった。バイキングみたいな状態でしたね。
(誰やぁ!気持悪いと思ったのは!)
一応かなりハードに身体を鍛えていたしね。
今なら「三角巾でやります!」と意見を通しただろうけど、結局断髪し、入学した。
だから、同級生たちは、長髪状態をしらない。
結局調理師学校を卒業後、広告代理店に初めてのデザイナーということで就職した。
「料理は作るより、食べる方になる」と宣言。
でも、パンとか洋菓子は独学が続いたかな。
あの時、
・フランス料理の方に進んだらどうなったか?
・洋菓子の方に行ったらどうなっていたか?
・民俗学の方に行ったらどうなっていたか?
・学校に残って料理の先生になっていたらどうなっていたか?
でもあの時・・・と考えるのは意味のないこと。
いまのテレビ等のグルメ情報を見ていて、料理の方向に行かなくてよかったと思っています。
今の方向が一番いいと思っている。
いままでベストの選択をしてきたと思います。
おそらくこれからも、ベストの選択をしていくと思いますね。
そう思うと根拠はないけど安心しております。

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↑アンナブルナ(スパイスのアイスクリーム)、やっぱりこれが好き。

同級生には、その後の私が学んだことはわからない。
「?」でしょうね。
話せば長くなるのですよ。
不思議な不思議な話。

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↑チャイ

また、京都に来て下さいね。
続きはその時に。
ちなみに、京都マラソン参加のお嬢さんは、無事完走されたそうです。
よかった。
この時食べた料理の影響で完走できなかったなんてことになったら、責任問題ですからね。

最近、食事の写真が多いので、そういう記事が続きます。
嫌がらんと見てくださいね。
ごきげんよう!

和菓子

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タグ:京都
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